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カデンツァ 2 ~青の軌跡〈番外編〉~ (リンクスロマンス) 久能 千明 沖 麻実也 幻冬舎 2012-09-27 売り上げランキング : 550 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ボーイズラブ・レビュー
番外編2が出ました。
カデンツァ 1の発売から1年……年1冊出たら上等じゃないですか! という程度に飼い慣らされております。
3年までなら無条件で待つよ!!
カデンツァ 2となってますが、1を読んでなくても特に問題ないです。
カデンツァ 1は三四郎の話で、2はカイの話です。
そして。
カイの話というか、あの……本編の続きです。
あ、青の軌跡シリーズは、SFでバディもので受がツンツンツンデレで、タイバニ好きなら結構な確率ではまると思いますよー。おすすめ。BL界SFの傑作だと思ってます。
以下ネタバレ妄想注意!
紹介文です。
任務を終えたカイは、十数年ぶりに故郷へ降り立った。そこには月の行政長官であり、カイはバディ飛行へと駆り立てた原因である義父、アドミラル・ドレイクが待っていた。以前と変わらぬ故郷に苛立ちつつも、義父への複雑な想いと執着にけりをつけようとするカイ。そこに思いがけない人物、近衛凱が現れる。彼とドレイクには何か秘密があるのを感じるカイ。彼等の計画とは?そしてカイの決意とは?三四郎を巻き込んで、新たな戦いが始まる。
本能だけで生きてるような豪快無神経ドーブツ攻の三四郎と、超絶美形でクールで床上手で思春期拗らせて手遅れ寸前の厨二病を患ってるツンツンツンデレ受のカイの組み合わせ、ほんと大好き!
今回はカイメインの話です。
本編から地続き。
カデンツァ1は番外っぽかったですが、2がきて一気に本編と繋がりました。
カイのその後の物語です。
宇宙船でのバディ飛行任務を終えて月に帰ってきたカイが、新しい道を歩き始めます。
なんと今度は政治闘争ですよ。
よかったねえカイ、文官の本領発揮。
ちょっと苦手な愛想笑いと社交辞令をお勉強したら自分のフィールドで存分に戦えますよ……!
今や混血が進みすぎて全滅寸前の純血月人であるカイを守るため、月を月人であるカイに手渡すために命を削って月を独立させようとする養父。
その養父に無理をさせず少しでも永く生きてもらうために自分が戦おうと決めるカイ。
もうね、本編中ずっとずーっと!!!! ぐるぐるあれこれ気にしまくって負のループから抜け出せなかったカイが、ようやく建設的に前を向いて進み始めそうです。
三四郎は、今度は畑違いの戦場でカイに振り回されることになるでしょう。
まあ、いつだって彼らは良いコンビだったので、今回もやかましく喚きながら問題を蹴倒しつつ豪快に前進してくれることでしょう。
とっても楽しみです。
相変わらず肌色ベッドシーンはエ口いです。
沖さんのイラストが珍しく事後なんですが、これまた淫靡な雰囲気がたまらんです。
あーあー、カデンツァ3がすごく待ち遠しいです。
できればまた1年スパンで読みたいと思います!
↓WEB拍手です↓
アキミ
カデンツァ 1が三四郎だったので2はカイよねと思っていたら番外編というよりは、本編の続き、さらには、青の軌跡はじまりの物語にも通じるというファンにはたまらない内容でとても嬉しいです☆
アドミラル・ドレイクが船で三四郎とお話ししたときの印象とはちょっと違って、もうカイにメロメロな親ばかぶりが微笑ましかったです。
そして、きっと待ち伏せしていると思ったらやっぱりいた(笑)
近衛凱・・・私は、三四郎一押しなので、邪魔だ〜と思っていたら撃たれて戦線離脱^^;
カイにふりまわされ、畑違いの戦場?で三四郎がどんな活躍をするのか楽しみです。
次巻が待ち遠しい。早く読みたいです♪