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憂鬱な朝 4 (キャラコミックス)憂鬱な朝 4 (キャラコミックス)
日高 ショーコ

徳間書店 2012-07-25
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ボーイズラブコミック・レビュー


ついにここまで来ました4冊目!
もうね、物語も佳境です。
1巻から追いかけて、ついにここまで……。

主従ボーイズラブの傑作だと思いますまだ完結してないけど!
私は基本的に雑誌は読まないんですが、憂鬱な朝の続きが気になりすぎてキャラセレクションには手を出してしまいましたからね……。
シリアス系主従萌えクラスタさんには本気で大プッシュしたいです。

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。
桂木(かつらぎ)は先々代の庶子だった…!! 事実の発覚を機に、暁人(あきひと)を外から支えようと、久世(くぜ)家を出て石崎(いしざき)家に入った桂木。ところがある日、暁人の不穏な噂を聞きつけ、急遽別宅を訪ねてしまう。「もう会ってくれないと思っていた」はかなく笑う暁人は、爵位を桂木に譲るため縁談を破棄、森山(もりやま)侯を脅迫した、と衝撃の告白をして──!? 

ツンツンツンだった桂木がここに来てついに、ついにデレました!!!!
鉄面皮の家令だった桂木。
最初は本気で暁人を追い落とす気で、彼のことも嫌いだったはずの桂木がついに揺らぎます。

幼少の頃から相当、そっけなく冷たく厳しく接せられてきたはずなのに、暁人はずっと桂木が好きで、彼のためだけにがんばってきたところがあって、報われなさすぎる……と拳を握っていたのですが、ついに報われるときが来たようです。

お家騒動が絡む大正時代あたりの主従恋愛。
時代が時代なので身分差ってかなりのハードルなのです。
家を中心に物を考える人々の中にあって、桂木しか目に入らない当主の暁人様は結構時代の異分子、だがBL的にはそこが良い!

ちなみに雑誌組には、肌色シーンの神加筆も嬉しいところ。
もうね、もう、桂木のフンドシがね!!!!!!!
鼻息で音楽を奏でられるレベルで色っぽいですよ!
日高さんのギシギシシーンは、服の皺がとても色っぽくて雰囲気あって大好きです。

ツンツン家令桂木の「好きです」まで堪能できて、本当に満足……。
このままハッピーエンドに向かって突き進んでくれると信じてますよ!

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