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ボーイズラブコミック・レビュー
あー、ついに完結してしまいました……
ずーっと追いかけていたシリーズが完結するのは寂しいものです。
追いかけてた割には1巻からしばらく感想がないんですが、うーんなんでだろ。
絶対、書いてると思って検索したのに出てこなかったという。
好きでも感想書いてない本がいっぱいあるってことがこんなところで発覚するという。
えー、１巻からの感想はないですけど、大変面白い現代舞台のファンタジーBLです。
オムニバス形式で、設定と世界観が共通でカップリングがいろいろと出てくきます。
おそらくそのどれかは萌えツボを直撃するかと思われます。
しかもこのたびめでたく11巻にして完結。
絶叫して続きを待つ苦悶を味わう必要もございません。
夏休みの読書にいかがですかーっと、感想文には使えませんけど！
以下ネタバレ妄想注意！
紹介文です。
自らが惚れ込んだ男・力一（りきいち）と、彼に懐いてゆく紙様（かみさま）・真鉄（まがね）。 真鉄を抱きながらも脳裏に浮かぶふたりの姿に、和記（わき）の胸は疼く。 そんなとき、滝に流れ着いた傷を負った兄弟が、和記の愛する桃源郷に変化をもたらす……。 和記の叫ぶ願いとは!?
超人気シリーズ『是?ZE?』いよいよ完結!!
キャラクター勢揃いの描き下ろし番外篇も収録!!
最後のエピソードは10巻から続いておりまして、2冊目で完結という形となりました。
物語の大本になるエピソード。
紙様を生み出す和記の物語です。
いやーしかしね。
和記は力一が好きなのに元は狼の真鉄と寝てたりするものですから、基本、相思相愛の肌色シーンがナイ！
いやべつに真鉄が嫌いとかそういうわけではないのですが、お互い抱いてるのが恋情じゃないわけですから、真にカップルではないわけです。番とか言ってるけどな！
基本、狼は犬と違って番う相手ができたらずっとそのまま夫婦だからなー……。
真鉄はどっちかというと和記が生みの親で主人は力一というイメージだったわ。
しかしすると父×息子という、微妙な背徳感が。
幸せに暮らしていた紙様と人形師と言霊師ですが、その生活も滝から流れ着いた双子の男たちをきっかけに形を変えていきます。
力一の妹は流れ着いた男と里を出てしまいます。
楽園の終わりと、現在に繋がる物語の始まりというお話。
最後、踏ん切りをつけて真鉄を紙様として目覚めさせた和記にちょっぴりカタルシス。
きっと真鉄は昔のことぼんやり覚えているよ。そんな気がする。
やっぱり切ないんだけど、和記が基本的にあまり感情を表に出すタイプではないので、盛り上がったかというとそこまでの盛り上がりはないんですねー。視点をかえたら超ドラマチックなエピソードなので、脳内で一晩、10巻から再読しながら妄想ライフを楽しみました。
昨日更新なかった言い訳じゃないです単なる事実です！
さて、仕舞い込む前に１巻から通しで読まないとね。
↓WEB拍手です↓
アキミ
