彼の眠る場所 (ビーボーイコミックス) 宮本 佳野 リブレ出版 2011-03-10 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ボーイズラブコミック・レビュー
GWっぽい休みはゼロで週末を迎えました。
誠に遺憾ながら0連休です涙目。
休みどころかBLすらあんまり読めなくて精神的な萌補給すらままらなかったという悲劇的な状況です。
絶対に代休とってどっか行くと心に誓っております。
さて、このボーイズラブ、強烈なトラウマ持ちの受が出てくるコミックです。
そんなに重苦しい流れではないですが、心が元気なときに読みたいですね!
以下ネタバレ妄想注意!
紹介文です。
男好きで可愛い顔の甲斐としっかり者で仕事も完璧な吉岡は同僚同士。 甲斐はノンケの吉岡にも迫ってくる困ったヤツだけど、吉岡はそんな彼が可愛くて放っとけない。 何より明るく振舞う甲斐が、本当は傷ついているように見えるから…。 不器用ながらも優しい愛を与える吉岡と、本当はさびしかりの甲斐の、切なくて心温まる大人の恋!
同僚同士で片一方がノンケです。
ノンケですけどもちろん途中で落ちます。
ノンケの彼は攻男。
どことなく影を背負ってる不眠症の受さんが、どうも気になって仕方がありません。
あと、恋人じゃないとか自分はノーマルだとか行ってる割に、受さんと突っ込まないまでもにゃんにゃんして感じてイッたりしてるので、私の中では早々にバイ認定されておりました。
人間、自分に素直にならねばなりません。
で、受さんですよ。
自分の不注意と投げやりな気持ちが最悪の形で重なってしまって、そのせいで両親と弟を亡くしてます。
そのせいで精神の均衡を欠いて、作中でどんどんヤバイ方向にダウンしていって、ついに手首切って入院してしまいます。
これ立ち直ってくれたから良かったけど、立ち直れずに終わったらBLじゃなくて間違いなくJUNEだよな。
ってくらい、ヘヴィーで情念こもったお話でした。
あわや三角関係モノかと思いましたが、受さんは意外にも昔の男には未練がなかったようで、あっさり同僚同士でくっついてめでたしめでたし。
バッドエンドが嫌いな訳じゃないですが、このお話がハッピーエンドでほっとしてます。
結構疲れてるときに読んだからなおさらね!
ほっこりあったかい気分になれる読後感なので、そのへんはご安心くださいませー。
↓WEB拍手です↓
アキミ