飛鳥沢総帥のタブー (プラチナ文庫)飛鳥沢総帥のタブー (プラチナ文庫)
バーバラ 片桐 明神 翼

フランス書院 2010-12-10
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ボーイズラブ・レビュー


昼から降り始めた雪がえらいことになって今日はさっさと早退してきました。
つーか私が自己判断で帰った半時間後に会社締まりました。

普段は積もらない地域はちょっとでも積もったらダメージ大です。
家までいつもの3倍時間かかるし、途中で3回も事故った車見たし。
皆様もお気をつけ下さいね!


さて、本日はネタです。
twitterでフォロワーさんに教えていただいたトンデモに分類されるであろうボーイズラブです。


皆様、かつて一瞬だけネットで騒がれた、ような気がする、


メンズブラ


を覚えておいででしょうか……?

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。


32歳、童貞。それが何か? 飛鳥沢グループの若き総帥・飛鳥沢雅庸のスキャンダルを探る、極貧フリーライターの竹内元樹。運よく飛鳥沢邸への潜入に成功するものの、秘密を知られたと誤解した雅庸に口止めとして犯されそうになる。しかし彼は童貞で、挿入に失敗。かっこよく威厳があって――という雅庸像が崩れゆく中、さらにとんでもない秘密が発覚するが、竹内は情けない雅庸に愛おしさを感じはじめ!?


もう帯からトンデモっぽさが漂ってます。

「32歳、童貞 それが何か?」

いやなんでもないですなんでも!!
巨大グループの総帥で超金持ちでやり手なスーパー攻様が32歳でサクランボ少年だって全然いいんですよ……激レアってだけです、ハイ。
受なら珍しくもないのですが、攻でこの設定は珍しいよね……。


しかも。
彼には重大な秘密があります。
その秘密をひょんなところから受にバレ、口封じをせねば! と押し倒して強引にベッドに連れ込んで手際よく最後まで致そうとしたところ、暴発という情けない姿をさらすハメに。
途中までは上手くいっていたのに、最後まで我慢できなかったんですね、チェリーだから

まあその、仕方ないよ……そんなスーパー攻様にも最初はあるから。
そもそも男が男の口を封じるのに服を剥いでどうこうしようってBL的発想がもう相当キてますけど、そこは突っ込まないお約束なのであまり言うまい……もう言っちゃったけど!


しかし、その必死で隠すとした秘密がもうね。
メンズブラ着けないと緊張してスピーチできないってあたりがもう!!
可笑しいやら可愛いやらもうどうしたらいいの。


しかもおまえら、どんどん仲良くなっていくのはいいけど、お揃いでヒラヒラレースのメンズブラ着けて睦み合うのはやめろ!! もはや情景を想像してもシュールすぎて硬直するしかないだろうが……。

総帥の座を争う選挙戦とか、一族の妨害とか、なんかそういうお話の大事なところがすべてメンズブラと攻さまのチェリーに押しやられて大変可哀想なことになっております。
いや、楽しかったけどね!
もう本気でどうしようかと思ったよ!
こういうかわいさを発揮する攻って、滅多にいないから貴重です。
貴重だからと言って重宝されるかはまた別問題ですけれど!

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