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ボーイズラブ・レビュー
選挙に行ってきました。
ドキドキしながら結果を待ってます。
表現規制絡みでかなり本気で考えて投票したので、死票にはなって欲しくない。
投票率も残念な結果みたいですが、更新頻度が下がり続けている当ブログもそろそろ何とかしたいと思う今日この頃。
読むのは、結構読んでいるんですが、自室のPC起動率が下がってるのが一番の要因……!
ボーイズラブ自体は相変わらず買っては読み買っては読みのマッチポンプ状態です。
さて、光の螺旋シリーズ、とりあえずここで決着がつきました!
結構長かった。
完結してくれてありがとう!
以下ネタバレ妄想注意!
紹介文です。
苦難を乗り越え、身も心も強い絆で繋がりあったリーンとカイル。リーンの身体に寄生した『蠱蟲』を取り除くため、どんな願いも叶えてくれるという「白亜の泉」を目指して、二人は源初の大陸に渡る。しかし、リーンは原因不明の体調悪化に苦しみ、さらには『蠱蟲』による身体の禁断症状のせいで、暴漢に襲われそうになる。カイルによって救いだされるが、目的地に近づくごとに、リーンは弱っていき…。『光の螺旋』シリーズ第五弾。
身体に寄生した蠱蟲を取り除くために願いを叶えてくれる泉を捜して旅立つという、おとぎ話チックな展開となった本作。
もちろん、おとぎ話なのは話の流れだけで中身はしっかりBLですご安心下さい。
まあとにかく最初から最後まで受が酷い目に遭い続けるシリーズでしたが、今回も例に漏れず掠われたり洗脳されかけたりと残念な自体の連発。
ただし描写は抑えめだったので、蠱蟲の虜の時ほどは悲壮感がないです(当シリーズ比)。
苦労しっぱなしの受さんですが、極めつけが「実は皇家の継嗣でした」というファンタジー設定!!
ドツボ!ベタだけでドツボ!
漂流奇譚な話が好きな私には大変な刺激で。
あああ。皇家に保護(拉致軟禁)されてからのリーンの話詳しく読みたい!
しかも土壇場で竜に変身までしちゃうリーン。
結局、泉で取ってもらわなかった蠱蟲はどーなってしまったのか。やっぱり聖なるあれこれで押さえ潰されてしまったのかな。読み落としたか。
とりあえず皇家に軟禁状態もなくなって(何しろ即位したからな!)恋人と一緒にあっちこち飛び回れるようになってめでたしめでたし。
最後にリーンが幸せになってくれて良かった……!
どんなに大変な目にあっても、最後で救われればこれまでの苦労も報われた気になるもんなあ。
BLファンタジーとして、肌色シーンもきっちり押さえつつ、ストーリーが芯にしっかりあって、とても楽しませてくれるお話です。
あと今回は表紙も抑えめで良い感じ。
むしろ恥ずかしがって裏返しちゃうと墓穴です。
↓WEB拍手です↓
アキミ