お医者さんにガーベラ (プラチナ文庫)お医者さんにガーベラ (プラチナ文庫)
椹野道流

フランス書院 2010-01-08
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ボーイズラブ・レビュー


週末2日ほど、いつものURLでブログが表示されておりませんでした。
なぜなら、うっかりクレジットカードの更新を忘れていたため自動引き落としが出来ず、契約が途切れてしまっていたからです。
いやー、ブログ5周年を目前に強制終了かと冷や汗ものでした。
ちゃんと管理しないとダメですね。
見に来てくださったのに表示されなかった皆様、すみませんでした。


さて本日の作品は、またまた医者モノです。
ボーイズラブの医者モノを立て続けに読むと、医療業界のイケメン男子はすべからく男の恋人持ちだと錯覚しそうになります。
でもいいの。
そんな病院に通ってみたいっ!

以下ネタバレ妄想注意!

紹介文です。

つけこんで、僕のすべてをあなたに捧げます 自他共に厳しい医師の大野木甫は、溺愛する弟と恋人になった部下の仲を見せつけられ、やけ酒で泥酔した。路上で寝込んだところを生花店店主の九条夕焼に拾われた甫は、「あなたを慰め、甘やかす権利を僕にください」と笑顔で押し切られ、添い寝までされてしまう。かいがいしく世話をされ、真っ直ぐ好意を告げる九条の優しい手に癒される甫。それでも己の寂しさ、弱さを認めまいとするが…。


いいなー。 泥酔してたら、いつの間にか自分に惚れていた花屋がお持ち帰りして死ぬほど甘やかしてくれるとか、羨ましすぎる!
弱ってるときに助けられたら、それだけでころっといってしまっても不思議はないですが、この受はなかなか頑固でプライドが高いのでそう簡単には落ちませんでした。
それにしてもなんだその素敵イベントは。

いやー、もう、どうなのだこの羨ましい展開。


とがりまくった受さんは、職場でもツンケンして周りに敬遠されまくります。しかもなんでそういう扱いされているのかが理解できません。
そしてある時突然、爆発した部下達に反旗を翻されて凹みます。

とりあえず、この受さんは最低限のコミュニケーション能力を身につけるべきだな……と思っていたら、花屋の攻さんが素晴らしく分かりやすい方法を教えてくれました。

とりあえず「ありがとう」って言っとけや!


……そもそもこの日本に生まれ育ってこの言葉をほとんど使わずに仕事をやってこられた受に驚愕の気持ちが隠せません。
良かったねー、社会的な攻さんに巡り会えて。
受の部下達も胸をなで下ろしたことでしょう。
受も人間的に成長できたことだしめでたいことです。


ちなみにこの受の弟が、受の部下とおつきあいをしています。
弟の男が自分の部下ってさすがにちょっと複雑だなぁ。

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