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ボーイズラブコミック・レビュー
由利先生は今日も上機嫌の第2弾です。
ここのところ、地味にボーイズラブ系のコミックスブームが続いております。
他の、がっつり読んでいる人たちに比べたら微々たる冊数ですが、自分的にはかつて無いほどコミックスを買ってる気がします。
中でも木下さんはかなりのお気に入りなのでした。
以下ネタバレ妄想注意!
紹介文です。
由利先生シリーズ待望の第二弾。 創幻堂出版に勤める六車君には愛する作家がいる。 我が儘で気紛れ、だけど才能溢れるミステリ作家の由利京一郎だ。 そんな由利先生と恋人のような関係になったものの、 そこに貴族のお坊ちゃま作家、佐倉先生が横槍を入れてきたり、 由利先生の婚約者の女学生が現れたり、相も変らず六車君の悩みは尽きず・・・ 純情可憐な六車君と偏屈な由利先生の喧嘩あり、愛ありの愛しき日々の物語。
正直、1冊目だけだったらほのぼの、ほんのりボーイズラブっぽい香りがするいい感じなさらっと流せるお話だったんですが、2冊目で大好きになりました。
作家×担当です。
和服の作家攻です。
まずここがツボなのです。
余裕綽々と見せかけて子供みたいにかまってほしがったり嫉妬したりする由利先生がめっちゃ可愛い!
要求内容はまるっきり子供なのに、口調は基本的に「~してくれたまえ」とか、「~なのだよ」とかなんで、すごく高尚な台詞を吐いているんじゃないかと錯覚させられます。
でもご安心下さい。紛れもなく錯覚です。
好きな子には振り向いて欲しい、意地悪したい。
という、とても素直な感情から来るあれこれの要求がほほえましい。
由利先生のちょっと不器用な愛情表現がほんわかぐっときます。
でも〆切は守ってあげて欲しいなー……いち社会人として!
振り回される六車君もいい感じであっちこっち走り回ってくれるので、楽しいのです。
バナナを買いに行ったり、先生のリクエストに応えてご飯を作ったり。 可愛い担当さんです。
しっかり相思相愛になってくれて、しかもちゃんと肌色シーンもあって、満足満足なお話でした。
↓WEB拍手です↓
アキミ