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ボーイズラブコミック・レビュー
秋祭りの季節です。
楽車が走り回っているせいで道路は大渋滞、景気の良い掛け声と太鼓やら何やらの賑やかな音が混じり混じって騒音一歩手前の騒がしさです。
こんな日はおとなしく部屋に引きこもって、溜まりに溜まったボーイズラブでも消化するに限ります。
ホントに不思議というか何というか、何故か積まれていくのは圧倒的にボーイズラブ系の本が多いんですよねー。
一般書籍は、いうほどは溜まらないのです。
ＢＬは、欲しいと思ったときに買わないといつの間にか無くなっていることが多いので、ぽんぽんお買い上げしているせいなのかもしれません。
これは、昨日寝る前に読んだ１冊。
表紙が可愛すぎて即買いだったコミックスです。
まー、正統派というか王道というか……この素直な展開が大好きだー！！
以下ネタバレ妄想注意！
紹介文です。
大学病院に勤務する医師の卯月は、ある夜、成り行きから銃創を負ったヤクザの野波を助ける。次の日、病院に現れた野波に、銃創を見られたことを口封じにきたのではないかと恐れる卯月。しかし、野波はそのとき名乗った卯月を「スズキ」という女性だと勘違いしており、その女性に惚れたからと舎弟を強引に入院させ、院内で「スズキ」捜しを始めるが──。兎似の臆病なお医者様と虎の彫り物のある強面ヤクザとの弱肉強食ラブ
やくざ×医者です。
仕事帰りの兎さんは、撃たれて倒れてた虎さんを、行きずりで助けてしまいます。助けられたやくざさんが、自分を助けたナイチンゲールにフォーリンラブです。
楽しすぎる。
次の日に早速、舎弟に仮病を使わせて病院に押し込み入院させて愛しのナイチンゲール探しを始める虎さん、行動力ありすぎです。
口封じをされると思ている兎さんは、そんな虎さんに戦々恐々。
遂に発覚した挙げ句、女じゃないと判明したのに、オトコでも反応するしまぁいいや！
という感じで、あまりにも薄かったジェンダーの壁を強行突破。
男だと判明した段階でフツーはあきらめるだろ！
と思うんですが、諦められたら話が進まないわけでそこはこの世界のお約束、ということで。
ビクビクしながらも、なんだかんだで虎さんがちょっと気になる兎さん。
でもやっぱり怖い、でもあれれ、いつの間にかちょっと好きになってきたかも？ でも素直に言えない……という感じで、あるときちょっと虎さんを挑発してしまった兎さん。
素直になれない罪悪感を抱えたまま虎さんに美味しく頂かれてしまいます。
もう、可愛い可愛い。
虎と兎にデフォルメされた時とか、もうどうしよーかと思うくらい可愛いんですよ、特に震え上がる兎さんが！
次がとっても楽しみなお話でした。
↓WEB拍手です↓
アキミ
いつも楽しく、ブログを拝見しています。
私もこの作品、久々にキュンとしました。
とても２巻が楽しみです。
ヤクザものなのに、ふわふわした所が
たまらなく好きです。