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15センチメートル未満の恋 (新書館ディアプラス文庫)15センチメートル未満の恋 (新書館ディアプラス文庫)
砂原 糖子

新書館 2009-06-10
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ボーイズラブ・レビュー
月も変わり、ようやく梅雨らしい雨も降り始めた今日この頃。
読書をする時間が仕事に浸食され気味で若干、ストレスが溜まりはじめております。
そんなところに、えらい変わり種がきました。
ボーイズラブ版○君の恋人的ななにかです。

１５ｃｍは比喩でもなんでもありませんでした。

以下ネタバレ妄想注意！

紹介文です。
これは夢に違いない―。階段から落ちたことがきっかけで身体が12分の1サイズになってしまった雪見。一人では生活も仕事もままならず、その場に居合わせた美大時代の同級生・伏木野の作ったドールハウスで暮らすことになる。伏木野の作るハウスも彼本人も大嫌いな雪見だったが、何を考えているかわからない伏木野に不器用に世話を焼かれるうちに…?目覚めてからの後日談初Hも収録。手のひらサイズの恋物語。

なんと、冒頭から受の体がミニチュアサイズ（1/12）になっちゃった！
いやいや、どんな階段からどんな落下の仕方をしたらそんなミラクルなことが起こるんですか。
……まぁ、常識的なツッコミほど無意味なわけですが。
様式美としてとりあえずツッコミます。


というかさ。
受が縮んだ瞬間に思ってしまったわけですけど。


そんなに小さくなっちゃったら入らないじゃん！


何が何処に――という国語的な指摘はスルーの方向で。

だってとりあえずこの業界、メインディッシュは必要なわけで！
最後までいたそうと思ったら、標準サイズに戻る必要があるわけでっ！
いくらミニチュアが趣味、ドールハウスとか作ってます、と言うカップルでも、二人一緒に縮むならともかくどっちかは大きいままというのではどーしようもないんじゃ。と思うわけです、ＢＬ界の一般常識として。

最初はツンツン反発していたけど、いつの間にか……という展開は、もうそのまま王道として受け入れましょう。
無骨に優しい攻もけっこう好みです。

で。
どーやってメインディッシュをいただくんですか。
と思ったら。
こいつらときたら。

ちっこいまま楽しみやがった！！

うっわー、エ口！
小さいサイズのまま、受が攻のブツに全身で抱きついて擦りつけてイッちゃった！！
攻も達して、受は白濁した液体を頭からかぶる羽目になってました。
うひゃー。
顔射どころか全射？

なんつーか、すごい妄想力。

どっちかが小さかったら楽しめないじゃない！　という狭い視野に縛られていた己の不甲斐なさに反省しきりでございました。

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#ボーイズラブ（BL）