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ボーイズラブ・レビュー
リンク作を先に読んでしまっていたのですが、ようやく最初の1冊をゲットすることが出来ました。
ネット書店はアマゾンも楽天もbk1も全滅だったんですが、普通に本屋さんに並んでました。(大阪でも名古屋でも見つけたので、まだ普通に流通しているんじゃないかと思われます) 古本屋巡りを覚悟していたのでラッキーです。
しかし表紙。
オビを取ったらカップルより金魚のイラストの方が目立ってます。
ランチュウかな?? とりあえず、迫力満点の金魚がちょっと怖いです。
ありがたいことに、最近のボーイズラブの肌色流行に逆行するかのごとく、二人ともきっちり着衣だったので、特に勇気を振り絞る必要もなくレジに行くことが出来ました。
やっぱり表紙ではお洋服を着ていて欲しいものです。
以下ネタバレ妄想注意!
紹介文です。
しっとりとした花のような色香を持つ水端佑季の恋は、初めて訪れた異国の地、上海で終りを告げた。男の狡さに気付きながら、嘘を信じていた佑季は突然の別れに傷付き、旅先で出会った男、滝乃と体を重ねてしまう。滝乃の包み込むような優しさに、つかの間の関係だとわかっていても、心惹かれることを止められない佑季だったが…。
やー、身体の相性って大事ですよね!
受の子は、考え方が微妙に合わず、身体の相性もあまり良くなかった恋人と旅行先の上海でお別れすることになります。
振ったのは受。
しかも、そのまま現地で彼を案内してくれた良い感じの青年と仲良くなって、そのままちょっと仲良くなりすぎてそのままベッドまでご案内、という流れです、いやほんとにそれだけ。
でも一夜かぎりの関係だけで、受は攻が眠っている間にとっとと帰国してしまいます。
好きなのにー、素直になれない不器用で臆病な受さん。
たぶん偶然、攻が受の勤め先に現れなければ、気持ちの良い思い出と化しちゃってたんだろうなーと。
淡々と淡々と、お話が進みます。
波もほとんど立ちません。
上海の田舎の川辺で売られている金魚は、現地の人が買った後川に放して徳を積む為にいるんだそうです。でも、川に放された金魚は動きがとろくて目立つからすぐに外敵に食べられてしまうんだとか。
そういうちょっと徳を積んでるんだか無益な殺生なんだかよくわからん向こうの感覚を知りました。
結局、日本で偶然再会してそのまま恋人同士になってハッピーエンド。
心が落ち着くいい感じのボーイズラブでした。
苛々しながら読んだリンク作の方が、楽しく読めたような気はします。
でも好みの作品なのは上海金魚。
しっとりとした花のような色香を持つ水端佑季の恋は、初めて訪れた異国の地、上海で終りを告げた。男の狡さに気付きながら、嘘を信じていた佑季は突然の別れに傷付き、旅先で出会った男、滝乃と体を重ねてしまう。滝乃の包み込むような優しさに、つかの間の関係だとわかっていても、心惹かれることを止められない佑季だったが…。
やー、身体の相性って大事ですよね!
受の子は、考え方が微妙に合わず、身体の相性もあまり良くなかった恋人と旅行先の上海でお別れすることになります。
振ったのは受。
しかも、そのまま現地で彼を案内してくれた良い感じの青年と仲良くなって、そのままちょっと仲良くなりすぎてそのままベッドまでご案内、という流れです、いやほんとにそれだけ。
でも一夜かぎりの関係だけで、受は攻が眠っている間にとっとと帰国してしまいます。
好きなのにー、素直になれない不器用で臆病な受さん。
たぶん偶然、攻が受の勤め先に現れなければ、気持ちの良い思い出と化しちゃってたんだろうなーと。
淡々と淡々と、お話が進みます。
波もほとんど立ちません。
上海の田舎の川辺で売られている金魚は、現地の人が買った後川に放して徳を積む為にいるんだそうです。でも、川に放された金魚は動きがとろくて目立つからすぐに外敵に食べられてしまうんだとか。
そういうちょっと徳を積んでるんだか無益な殺生なんだかよくわからん向こうの感覚を知りました。
結局、日本で偶然再会してそのまま恋人同士になってハッピーエンド。
心が落ち着くいい感じのボーイズラブでした。
苛々しながら読んだリンク作の方が、楽しく読めたような気はします。
でも好みの作品なのは上海金魚。
↓WEB拍手です↓
アキミ
新書版の方はずっと見つからなくて、作者のかわいさんが同人誌でだされた方を手に入れました。
いや〜、かなり好きなお話でした!すごい事件が起こったりするわけでもない、こんな日常なのもたまにはいいですよね!BLは基本的にド派手ですからね…。
リンク作はちょっと受けにイラっときそうでまだ手を出してませんが、読もうと思います。