ブログネタ
ボーイズラブ・レビュー に参加中!
憂鬱な朝 1憂鬱な朝 1
日高 ショーコ

徳間書店 2009-03-25
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ボーイズラブコミック・レビュー


す、好きです。
絵も好きだし設定も好みだ。

主従萌っ。
美貌の家令萌っ!
従者受萌っ!!

つまり受が超絶・ど真ん中!! だったのです。


告白しますが、そもそも表紙の受を見て、アオリを読んで即買いしました。


あなたが成人するまで全ての権限は私にある


うん、たまらん!

以下ネタバレ妄想注意!

紹介文です。
父の死後、10歳にして久世子爵家当主の座を継ぐことになった暁人。家令兼教育係は、 父の遺言で全権を委ねられた桂木だ。久世の分家筋の出身で、父の信頼厚かった桂木は、 社交界でも一目置かれる美貌のやり手だが、実は特権階級へは批判的。しかも暁人には 冷たいほど厳しくて…!?
人気急上昇中の著者、初の連載作品がコミックス化!! 若き子爵×美貌の執事のクラシカル・ロマンス

時代は……ええと、時代は明治……くらいかな??
公侯伯子男の華族制度がある時代いうことは、まぁ明治あたりをモデルにしているんだろう、程度しか分かりません。日本史なんかもうすっかり忘れてしまったわ。
でもそんなことは分からなくても楽しめる!
今、近代史の試験されたら赤点確実の私が楽しかったんだから間違いないっ。

要は主従なんですよ
ポイントはそこだけです。

家令(執事より上。使用人の中では一番偉い人)は、先代に忠誠を尽くしていて、その先代の子どもを立派な家族にすべく教育を施していきます。
彼が主人と認めるのは今のところ先代子爵のみ。
先代の遺言があったから、彼の息子の教育を努め、先代の夢だった陞爵(爵位が上がること。この場合は子爵から伯爵以上になること)目指して頑張っているわけです。

でも、その彼に育てられている子どもである暁人は違います。
彼は、自分の教育係である久世が好きなのです。
彼と一緒にいたくて、彼に認めてもらい、彼と肩を並べて歩きたいから頑張っていた。


つまるところ、受と攻はお互い見ている方向が違うわけです。
違うのに、受が我慢しきれずがっついてしまったせいで、なんか仄暗く捩れた方向に話が転がりはじめました。
久世は、一生涯あなたに仕えるからあなたは陞爵目指して死に物狂いで努力して下さい、みたいなことを言うし、暁人はとりあえずもう心は諦めたから本体だけでも傍に置きたい、そのためならなんだってする! と思い詰めております。


今のところほとんど一方通行のカラダの関係+主従関係のみ。


この先、先代じゃなくて当代子爵に久世の心が動いていくんでしょうか。
うーん、2巻が待ち遠しいです。

    ↓WEB拍手です↓
   web拍手