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ラブミッション@ラブミッション@
鬼嶋 兵伍

竹書房 2008-12-17
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ボーイズラブコミック・レビュー


なんつーか、ラブミッションというよりはエ口ミッション

オビには、

「未来を思い描くと、僕の隣にはいつも君が微笑んでいる。」

とか、ちょっと詩的なアオリが踊っておりますが、中身は詩的どころの騒ぎではありません。

以下ネタバレ妄想注意!


ガチムチ・受と思ったら実は攻、親父受、幼馴染みが屈折してなぜか好きな子を拉致調教……。
よく1冊にこれだけ詰め込んだもんです。

エ口のためにストーリーがある。
まずは描きたい肌色シチュエーションありき、という感じで、ひたすらエ口を目指す短編が6編。
これだけあったらどれかは気に入るだろ!
と言わんばかりのセレクションです。

1話目の表題作なんか、男女モノのエ口原稿描くために、男性編集と男性作家がまぐわってます。
まさに手段も目的もエ口。

一番笑ったというかビックリしたのが2話目、プロレスネタ。
裸でプロレスとは良く言ったもんですが、ここではほんとにプロレスの選手が出てきてあーんなことやこーんなことをやらかします。
ヘタレ受が人気のプロレス選手に憧れて弟子入りしたわけですが、それがなぜか大化け。
ある時、負けそうなホークの試合に乱入して相手役をぶちのめし、「俺がホークさんを守るんだ!」と衆人環視のなか宣言して攻になってしまいました。
まさかの受攻逆転。
絶対ヘタレ受だと思ったのに!
フタを開けたら攻だと信じ込んでいたベテランプロレス選手のホークが弟子の上に乗っかっておりました
意外すぎっす。


そして、一番好みだったのは子持ちの親父受の話でした。


昔は美青年受までの守備範囲だったというのに。
ずいぶん遠くまで来たものです。

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