純情ロマンチカ 第11巻純情ロマンチカ 第11巻
中村 春菊

角川グループパブリッシング 2008-12-01
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ボーイズラブコミック・レビュー


風邪は何とか落ち着きました。
病み上がりにボーナスもらって回復スピードは急上昇。
でも倒れてた間に溜まった仕事でテンションダウン。
まぁプラスマイナスゼロと申しましょうか、禍福はあざなえる縄のごとしという感じです。

さてさて。
ロマンチカの新刊です。
アニメ2期も絶好調(?)のこのシリーズ。
本編はどこまで続くんでしょうねー。


以下ネタバレ妄想注意!

紹介文です。

超有名小説家の宇佐見秋彦と未だに同棲(?)中の大学生・高橋美咲。宇佐見家問題もようやく一段落かも…と思ったら、新たな宇佐見家問題が勃発して…!? 描き下ろしも収録!


なんだかんだ言ってもう11冊目です、ロマンチカ。
立派にボーイズラブの中では長期連載の域に両足突っ込んでます。
美咲ももう大学3回生。
そろそろ就活の季節ですね!
彼の就職先ってちょっと想像しにくいです。

冒頭から〆切踏み倒してなすかの地上絵を見に行こうと足掻くウサギさんも相変わらずです。せめて国内の田んぼアートくらいで満足してくれないと、編集さんが心労で倒れそうですよ。

ここのところやけに絡んでくるウサギ父は、心底息子を心配しているタヌキ親父な印象が定着しつつあります。
なんでそんなに木彫りの熊が良いんだウサギ父。
バレンタインに息子にチョコをあげる父って、色々どうかと思います。

美咲兄にカミングアウトする覚悟は出来たとウサギさんはのたまい、美咲は絶句。
大学卒業前後にまた一悶着ありそうです。
そしてその前に、なんかウサギさんのツボを知り尽くしたっぽいウサギさんに気のある素振りを見せるウサギさんの従弟が登場&短期間同居が決定。
……なんか春の嵐が? という流れです。


なんかお話は色々進んでて、山あり谷ありのストーリー展開です。
なのに、なんかもう安心して次を待ってる私。
慣れって怖いですね……このシリーズに関してはもはや波乱すら予定調和な気がします。

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