デコイ 囮鳥 英田 サキ 大洋図書 2008-08-28 売り上げランキング : 79 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ボーイズラブ・レビュー
上下巻同時発売のハズが、下巻は数日ズレでまだ出ていません。
上巻を読んだ人ならこれがいかに鬼畜な所行かを分かって頂けるはず……。
いっそ、2冊とも9月アタマにして欲しかったYO!
というわけで、数日間は生殺し決定なのでした。
というかさ、私、他にもいっぱい読む本あるんだから、下巻出るまで待てば良かったんじゃないの?
後の祭りだけど。
ちなみにこの作品にはカップルが2つあるようで、どっちもなかなかクセのある関係の男たちでした。萌えます。
長髪美形に泣きぼくろの倫理崩壊攻様とか、結構ツボでした。
遠くで幸せになって欲しいなと思います。
こんなのが近所をうろついてたら物騒でいけません。
以下ネタバレ妄想注意!
紹介文です。
「あんたにとって、俺はなんなんだ?」
銃を手に意識を取り戻したとき、安見亨はそれまでの記憶をすべて失っていた。
俺は誰だ?この銃は・・・?
自分に怯える安見に名前を教え、優しく、けれど得たいの知れない闇を感じさせる男、火野。
一方で高仁会元会長の殺人事件をめぐり、ある男たちが呼び出されていた。
関東侠和会に属する那岐と加賀谷だ。
交錯する過去と現在。そして、因縁。
男たちの闘いが始まる!!
この作家さんはヤクザものが好きだからこんなにヤクザ作品を書くのか、読者(編集)が求めてるから書くのかどっちなんだろう……どっちもかな。
イラストはエスと同じ奈良さん。
これはエスとちょっとだけリンクしてるみたいですが、あまり意識しませんでした。
で、全体的に薄暗く、後ろ暗く、血の匂いがただよってきそうな展開の1冊目。
いやもう、1冊丸々使って広げられるだけ風呂敷広げました!
といわんばかりの内容です。
下巻ではこの風呂敷、きれいに畳んで片手で抱えて持ち運べるようになるのよね、ね?
冒頭からいきなり受は記憶喪失だし、喪失する寸前に拳銃ぶっ放してヤバげな男をあの世送りにしてるし、記憶無くす前の恋人はプロの殺し屋だし、恋人だと思って身体を重ねて依存しきっていたら、実は記憶を無くす前は警察で実は潜入捜査の最中だったとか。
しかも恋人だと思っていた攻男は、自分が以前必死で追いかけていた時効寸前の事件の実行犯かもしれず、その事件で攻と共犯だった別の男は、ヤバイ人物を殺した受を探していて……
いかん、書いていて混乱してきた。
とにかく、えらいこんがらがってます。
伏線だらけです。
どこめくってもなんか謎のピースが転がってます。
面白くなるよ面白くなるよ、ここからが本番よ、さあ下巻へどうぞ!
という週刊連載も裸足で逃げ出す見事な引きで幕を閉じた上巻。
しかし。
下巻は未だ本屋に並はず、アマゾンのページでは近日発売予約可ボタンが燦然と輝き。
あと数日は確実に「待て」をされるわけです。
生殺しの見本みたいなもんですね。
そもそも、発売日に本屋さんに寄れるわけでもなく、結局はポチッとやって配達待ちなのです。切ない……。
「あんたにとって、俺はなんなんだ?」
銃を手に意識を取り戻したとき、安見亨はそれまでの記憶をすべて失っていた。
俺は誰だ?この銃は・・・?
自分に怯える安見に名前を教え、優しく、けれど得たいの知れない闇を感じさせる男、火野。
一方で高仁会元会長の殺人事件をめぐり、ある男たちが呼び出されていた。
関東侠和会に属する那岐と加賀谷だ。
交錯する過去と現在。そして、因縁。
男たちの闘いが始まる!!
この作家さんはヤクザものが好きだからこんなにヤクザ作品を書くのか、読者(編集)が求めてるから書くのかどっちなんだろう……どっちもかな。
イラストはエスと同じ奈良さん。
これはエスとちょっとだけリンクしてるみたいですが、あまり意識しませんでした。
で、全体的に薄暗く、後ろ暗く、血の匂いがただよってきそうな展開の1冊目。
いやもう、1冊丸々使って広げられるだけ風呂敷広げました!
といわんばかりの内容です。
下巻ではこの風呂敷、きれいに畳んで片手で抱えて持ち運べるようになるのよね、ね?
冒頭からいきなり受は記憶喪失だし、喪失する寸前に拳銃ぶっ放してヤバげな男をあの世送りにしてるし、記憶無くす前の恋人はプロの殺し屋だし、恋人だと思って身体を重ねて依存しきっていたら、実は記憶を無くす前は警察で実は潜入捜査の最中だったとか。
しかも恋人だと思っていた攻男は、自分が以前必死で追いかけていた時効寸前の事件の実行犯かもしれず、その事件で攻と共犯だった別の男は、ヤバイ人物を殺した受を探していて……
いかん、書いていて混乱してきた。
とにかく、えらいこんがらがってます。
伏線だらけです。
どこめくってもなんか謎のピースが転がってます。
面白くなるよ面白くなるよ、ここからが本番よ、さあ下巻へどうぞ!
という週刊連載も裸足で逃げ出す見事な引きで幕を閉じた上巻。
しかし。
下巻は未だ本屋に並はず、アマゾンのページでは近日発売予約可ボタンが燦然と輝き。
あと数日は確実に「待て」をされるわけです。
生殺しの見本みたいなもんですね。
そもそも、発売日に本屋さんに寄れるわけでもなく、結局はポチッとやって配達待ちなのです。切ない……。
↓WEB拍手です↓
アキミ
1年位前からサイトを拝見しております。
アキミさんのレビューやご家族のお話が毎回大変面白いので、
パソコンの前でよく一人で笑わせてもらってます^^
>1冊丸々使って広げられるだけ風呂敷広げました!
といわんばかりの内容です。
私は上下巻合わせて一気に読みましたが、
読後アキミさんの上記コメントと同じことを思いました。
もう下巻はお読みになられましたでしょうか?
このデコイという作品についてアキミさん、
そして他の方がどう思われるのか、どう読んだのか、
非常に気になったので、勢いあまってコメントさせて頂きました。
私は英田サキさんの大ファンなのですが
(そしてその割にはエスシリーズとデッドロックシリーズしか読んでいないのですが;)、
この作品はこれまでの作品と比べ、
いろいろな意味でかなり異質だなと感じました。
そんなわけで、できればアキミさんの下巻レビュー、
ぜひ読みたいです^^!
これからも更新楽しみにしております☆