誰がためにミューズは微笑む 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部 秋月 こお 角川グループパブリッシング 2008-07-01 売り上げランキング : 448 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ボーイズラブ・レビュー
今週末に個人的に引き受けていた大仕事がひとつ終わって心底ほっとしまして、その勢いのまま読んでしまいました。
打ち上げでたらふく食らったカニも美味でしたが、こっちもなかなかのもんでした。
なんかもう、もの凄い安定感というか。
長年連れ添った夫婦間の安心しきった空気といいますか。
疲れていても楽しめるご長寿シリーズです。
ちなみに実写版PVなんつー、どう反応したらいいのか分からず呆然としてしまうシロモノが公開されていました。
や、あの、BL作品実写版はちょっと萌対象外で。
うっかり見てしまいましたが無かったことにしていいですか。
以下ネタバレ妄想注意!
紹介文です。
M響での競演は成功したものの、すれ違いから圭との関係はギクシャクし、悠季は家を飛び出すことに。しかしかつての愛の巣に身を寄せた悠季は、当時の想いを取り戻す。同じ頃、ブリリアント・オケの再招集が掛かり!?
圭の上から目線にカチンときて以降、冷戦状態が続いている二人。
対等だと想っていた恋人からあそこまで上から口をきかれたら、下手したら復元不可でそのままさよならですよ。
しかもその冷戦状態が解消されないまま、圭に昔女がいて、その女性は金目当てだったとはいえ圭と関係を持ち、挙げ句もうちょっとで子どもまで生まれるところだったことが発覚。
シリーズ6部、冊数にして35冊もの間連れ添ったからこそ何とかなるレベルのいざこざだった気がします。
これ、つきあい始めて3ヶ月とかのカップルがやらかしたら間違いなく別れ話に直結するくらいヤバイ事件です。
おしどり夫婦だった二人にしても、いったん別居となってしまいます。
結局、最後に愛は勝つわけですが。
悠季は教師生活の中でついに一人目の「イイコイイコどうでも良い子」を作りそうで、あちゃー、と思いながら読んでおりました。
でも相手も大学生だし、こんなもんなのかな。首根っこ押さえつけて勉強させないといけないのは、建前上は中学校までなわけですし。
悠季は熱心な分、ついてこない生徒には失望しやすいのかもしれないですね。
そしてこのシリーズメインの音楽家としての活動です。
以前大好評を博した「ブリリアント・オケ」での活動も再度はじまり、圭と高嶺はステージ上でピアノとタクトを武器に大喧嘩真剣勝負を繰り広げ、悠季もコンマスとして生き生きと動き回り……。
おっと読了して振り返ってみたら本来ボーイズラブのメインシーンになるはずの肌色イチャイチャシーン本番がなかった!
つーか無くても全然問題ないんじゃあなかろうか、もうこのシリーズに関しては。
朝チュンで全然いいです。
圭の最初で最後の女とのトラウマとか、まだまだあとに引きずりそうですが、来月にもまた新刊が出るらしいので楽しみに待っていようと思います。
M響での競演は成功したものの、すれ違いから圭との関係はギクシャクし、悠季は家を飛び出すことに。しかしかつての愛の巣に身を寄せた悠季は、当時の想いを取り戻す。同じ頃、ブリリアント・オケの再招集が掛かり!?
圭の上から目線にカチンときて以降、冷戦状態が続いている二人。
対等だと想っていた恋人からあそこまで上から口をきかれたら、下手したら復元不可でそのままさよならですよ。
しかもその冷戦状態が解消されないまま、圭に昔女がいて、その女性は金目当てだったとはいえ圭と関係を持ち、挙げ句もうちょっとで子どもまで生まれるところだったことが発覚。
シリーズ6部、冊数にして35冊もの間連れ添ったからこそ何とかなるレベルのいざこざだった気がします。
これ、つきあい始めて3ヶ月とかのカップルがやらかしたら間違いなく別れ話に直結するくらいヤバイ事件です。
おしどり夫婦だった二人にしても、いったん別居となってしまいます。
結局、最後に愛は勝つわけですが。
悠季は教師生活の中でついに一人目の「イイコイイコどうでも良い子」を作りそうで、あちゃー、と思いながら読んでおりました。
でも相手も大学生だし、こんなもんなのかな。首根っこ押さえつけて勉強させないといけないのは、建前上は中学校までなわけですし。
悠季は熱心な分、ついてこない生徒には失望しやすいのかもしれないですね。
そしてこのシリーズメインの音楽家としての活動です。
以前大好評を博した「ブリリアント・オケ」での活動も再度はじまり、圭と高嶺はステージ上でピアノとタクトを武器に
おっと読了して振り返ってみたら本来ボーイズラブのメインシーンになるはずの肌色イチャイチャシーン本番がなかった!
つーか無くても全然問題ないんじゃあなかろうか、もうこのシリーズに関しては。
朝チュンで全然いいです。
圭の最初で最後の女とのトラウマとか、まだまだあとに引きずりそうですが、来月にもまた新刊が出るらしいので楽しみに待っていようと思います。
↓WEB拍手です↓
アキミ
そうです同感、肌色全く不要です。
もうかなり前から2人の音楽家としての成長譚として読んでます。
なので逆にマンネリはあまり感じてないです。