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ボーイズラブ・レビュー
1巻は妹が持ってきたわけですが、残りの2冊は自分で買ってしまいました。
1冊ずつ感想書く気でしたが、我慢できなくて一気に読み切ってしまいこんなことに。
いや面白かった!
月並みだけど、ホントに面白く読めました。
読了後の満足感がいつもよりひとつふたつ上に行った感じです。
3冊もし一気に手元に来たら、絶対、一息に読んでいたでしょう。
妹、よく我慢したというか見上げた節約根性というか。
(でも昨日からめっちゃせっつかれてるわけですが)
命ギリギリの場所を苦しみながらも走り抜ける男たち。
ああ、萌える!!
腐女子の本能直撃です。桃色の脳みそが萌えたぎってます。
2時間程度睡眠時間が減ったところでお釣りがきます。
以下ネタバレ妄想注意!
めでたく疑いが晴れ堂々と出所したユウトは、ディックに再び会うためにFBI捜査官としてコルブスを追い始めます。
一方のディックも、仲間の仇を討つためにCIAの契約エージェントとしてコルブスを追い続けています。
刑務所で一度切れたかに見えた二人を繋ぐ糸は、敵(コルブス)を挟んでまだ繋がっていたのです。
別人になりすましたディックは塀の中にいた時より荒んでいて、ユウトと再会しても冷たい視線をくれるだけでした、が。
そんなの見え透いたやせ我慢!
コルブスを逮捕したいユウトと、殺したいディック。
一人の男を違う目的で追っているわけですから、所属組織がアレなこともあって対立するしかないわけです。
でも。
それでもお互いを求める気持ちは捨てきれない二人。
立場は変わらないけど今だけ。
ということで、きれいなベッドで短い逢瀬に酔いしれます。
いやよかったねぇ、2回目は念願叶ってふかふかベッドでギシギシができて!
(1回目は暴動最中の狭くて汚いダンボールの上だった)
しかもディックときたら!
潤滑油欲しさにルームサービスでピザを注文してしまうのです。
「チーズピザを頼む。悪いがオリーブオイルを瓶ごとつけてくれ」
あーあぁ。
そのオイル、頼むから全部使い切ってくれよディック~……。
どんなに激しく抱きあっても夜が明けたら、さようなら。
ユウトは捜査に協力してくれている下ネタ大好きな犯罪心理学者のロブに耳に痛いアドバイスをもらい、本気でコルブスの逮捕を誓います。
これまでは、心のどこかでディックに仇を討たせてやりたいと思っていたのですね。
また、一人の男を挟んでユウトとディックはアメリカを走り回ります。
もう最後は大変でした。
ディックは身体にバンバン風穴明けられるし、ユウトはヘリでコルブスに拉致られるし、ユウトを助けに来たディックは結局コルブスにトドメを刺せなかった(コルブスは別人に撃たれて死亡)し……。
最後、ホントに最後の最後でユウトとディックが本当に両想いになってお互いの立場のせいで別れなくても良くなって、心底ホッとしました。
犬に自分の思い人の名前を付けて溺愛していたディックが可愛すぎました。
厳つい元軍人が、犬の顔を見てやに下がる姿とか、楽しすぎます。
コルブスは哀れな男でしたが、純粋に悲しむにはやったことがでかすぎた感があります。
でも、コルブスの部下たちが黒幕の狙撃に成功した時は、ちょっとスカッとしました。
一番悪かった黒幕男がのうのうと副大統領の椅子に座るとか、それはちょっと遠慮して欲しいなぁと思っていたので。
↓WEB拍手です↓
アキミ
私はこのシリーズを読んだ後に、従姉の家でプリズンブレイクを見る機会があって、アメリカの塀の中に一時期ちょっと詳しくなってしまいました。
そして、プリズンブレイクを冷静な目で見られませんでした(笑)
ラストがちょっと捻ってハッピーエンドだったのがとても好きです。