ゴールデン・デイズ 8 (8) (花とゆめCOMICS)ゴールデン・デイズ 8 (8) (花とゆめCOMICS)
高尾 滋

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ボーイズラブではないんですけど。
でも!

少女漫画でホントに久しぶりに涙腺決壊寸前まで行ってしまいました。
男同士の友情を超えた友情というかまぁ愛というかなんといういか。

最終巻でもうジーンと。
ジャンルが違うのでこれまで我慢してましたけど、最後の最後で微妙に友情の一線を踏み越えたしここで記事にしても良いよね! とこじつけ。


祖父の生きた時代にタイムスリップしてしまった孫の光也が、祖父の親友とひとときの青春を共有するお話です。
大正時代、まだ動乱を迎える前の日本。

大正浪漫です。
友情と愛情です。


いずれは絶対に分かれて、違う時間の流れに戻らなくてはならないのです。
短い時間の中で、光也は祖父の願いを叶えて仁を救い、そして自分が生きるべき時代に戻っていきます。

最後の最後に、お互いが好きだと告白して、光也は仁に別れを告げます。
ちょっとキスなんかもしちゃったりして。
もうこの最後のシーンがホントにグッときます。
光也の仁に対する想い、仁の光也に対する感謝と愛にうるうると……。
あの場面と台詞は、実際に絵とセットで読んで泣くところだと思います。

そして、光也が元の時代に戻ってからの回想でもうダメです。
やられます。
最終巻だけでは泣かなかった私も、通しで全部読んだらちょっと我慢する自信がありません。


久々に少女漫画を真面目に追いかけて、最高の気分で読了することが出来ました。
幸せです。

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