ちょっとした悪戯心で弟にエ口シーンのないボーイズラブを貸してみました。
とはいえ、彼は姉が差し出す知らない作家さんの本には割と警戒心が強いので、まぁダメならそれでも良いか、くらいのつもりでの貸し出し。

「面白い本を貸してあげよう」

とだけ言って、カバーを付けたまま渡してみました。
なにそれ。と言いながらとりあえず私の目の前でカバーを外して表紙を確認する弟。

弟「あ、この人知ってる」

と冷静に呟く弟。

弟「前頼まれて買ってきた本の人や」

正解。
良く覚えてるなぁ。

私「読む?」

弟「うん、ありがと」


よ、よし。


計画通り。



ちなみに私が前、弟に買い物を頼んだのはこれ。

やさしい竜の殺し方


で、今回ちょっと読ませてみようと思って渡した本の表紙がこれ。



実は同じ「やさしい竜の殺し方」シリーズなんですが、あまりにイラストのテイストが違う為、まったく別の本に見えます

だって主役の2人、イラストの共通点なんか髪の色くらいですよ。
はっきり言って別人です。
(たぶん)弟は同じ作者の別の作品だと思って受け取ったに違いない!
……気付いていて読む気になったのなら、ずいぶん勇気ある決意ですけど。

新書時代のイラスト、たぶん弟の好みなんですよねー。
あいつはデルフィニアの沖さんの絵が好きらしいので、これならいけるかも、と思ったのです。さすがに、彼女のカレンダーの絵柄はダメみたいでしたが(1月は男が男に抱きついてる)。


さて。

弟はオスが男に向かって愛してると連発するファンタジーを無事読了してくれるのでしょうか。

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