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ボーイズラブ・レビュー
久々にどっぷりはまりました。
Y宅にゴキブリ退治に行ったどさくさに掘り出してきたボーイズラブあれこれの中のシリーズだったのですが。
やられた……。もうホントにどっぷりでした。
どれくらいかというと、昨日の夜から今日に掛けて、いくつか予定していたあれこれをなかったことにして5冊一気読み→さて感想、というくらい。
全6巻なのですが、部屋全体がホモ御殿くらいのカオスっぷりだったY宅ワンルームから発掘できたのが5巻を除く他の5冊で、追加購入を待つつもりが我慢できずにすっ飛ばして6巻を読んでしまったのです。
捜索、だいぶ頑張ったんですが、どっかに埋もれて出てきてくれなかったのですよね。
ネット書店の素早い対応に期待しましょう。
いやー、素直に面白かったと思います。
以下ネタバレ妄想注意!
紹介文です。
警視庁勤務の立花美晴(たちばなみはる)は、クールな美貌の凄腕SP。政府高官や来日VIPの身辺警護が仕事だ。今回の美晴の任務は、アラブの王族の青年外相の護衛。同時に、新人SPの教育係も任されてしまう。ところがその自信過剰な年下の男・西條剛志(さいじょうごうし)は、なんと元恋人の弟だった!! 精悍な顔立ちも仕草も、別れた男によく似た剛志に、美晴は一目惚れされて!? 恋と任務のデッドヒートLOVE。
特殊職業モノの大成功例と言うところでしょうか。
命懸けの任務をこなしながらの恋愛鬼ごっこ。
ひたすら逃げるのが受の立花で、どんなに足蹴にされても諦めずに追いかけまくったのが攻の西條。そこに絡んでくるアラブの王様。
ここで微妙にジャンルにアラブが混じる感じです。
なにしろ王様が「私の鷹」とか言って立花を溺愛するので。
毎回毎回、任務絡みでどっちか片方は命の危険に晒され、満身創痍になりつつも何とか次の任務に就く、というデンジャラス展開を繰り返すこと6巻(内1冊は未読)。
持ってきた職業がSPだのSATだのという時点でだいぶ血生臭かったのですが……。
実に景気よく殉職者が出ます。
ボーイズラブ業界って死にネタタブーなんじゃ?
と突っ込んでしまいそうなくらい。
主要カップリングさえとりあえず生きてればいい、というのは分かってるし、殉職された方々の扱いが雑だったわけでもないのですが、なんか立て続けに読んでるとけっこうヘヴィーだったのです。
というか事件起きすぎですよ!
アラブの王様のクーデターを成功させる為に立花&西條が中東くんだりまで出張した時は話の路線変更まで覚悟したものですが、そのあともストーカーだの各種テロだのなんだのでSPは空前の人手不足に陥っていきます。
なんつーか、舞台にする国間違えてません?
という感じです。
大事な大事な恋愛部分も巻を追うごとに3歩進んで2歩下がるレベルの微妙な一進一退を繰り返し、最後には立花も西條に惚れている自分を自覚してそれを認め、長きに渡った鬼ごっこは終了。
がっつりしっかり、ボーイズラブ読書したぞー!
という満足感のあるシリーズでした。
(……明日か明後日に届くはずの5巻がまだ残ってはいるのですが)
警視庁勤務の立花美晴(たちばなみはる)は、クールな美貌の凄腕SP。政府高官や来日VIPの身辺警護が仕事だ。今回の美晴の任務は、アラブの王族の青年外相の護衛。同時に、新人SPの教育係も任されてしまう。ところがその自信過剰な年下の男・西條剛志(さいじょうごうし)は、なんと元恋人の弟だった!! 精悍な顔立ちも仕草も、別れた男によく似た剛志に、美晴は一目惚れされて!? 恋と任務のデッドヒートLOVE。
特殊職業モノの大成功例と言うところでしょうか。
命懸けの任務をこなしながらの恋愛鬼ごっこ。
ひたすら逃げるのが受の立花で、どんなに足蹴にされても諦めずに追いかけまくったのが攻の西條。そこに絡んでくるアラブの王様。
ここで微妙にジャンルにアラブが混じる感じです。
なにしろ王様が「私の鷹」とか言って立花を溺愛するので。
毎回毎回、任務絡みでどっちか片方は命の危険に晒され、満身創痍になりつつも何とか次の任務に就く、というデンジャラス展開を繰り返すこと6巻(内1冊は未読)。
持ってきた職業がSPだのSATだのという時点でだいぶ血生臭かったのですが……。
実に景気よく殉職者が出ます。
ボーイズラブ業界って死にネタタブーなんじゃ?
と突っ込んでしまいそうなくらい。
主要カップリングさえとりあえず生きてればいい、というのは分かってるし、殉職された方々の扱いが雑だったわけでもないのですが、なんか立て続けに読んでるとけっこうヘヴィーだったのです。
というか事件起きすぎですよ!
アラブの王様のクーデターを成功させる為に立花&西條が中東くんだりまで出張した時は話の路線変更まで覚悟したものですが、そのあともストーカーだの各種テロだのなんだのでSPは空前の人手不足に陥っていきます。
なんつーか、舞台にする国間違えてません?
という感じです。
大事な大事な恋愛部分も巻を追うごとに3歩進んで2歩下がるレベルの微妙な一進一退を繰り返し、最後には立花も西條に惚れている自分を自覚してそれを認め、長きに渡った鬼ごっこは終了。
がっつりしっかり、ボーイズラブ読書したぞー!
という満足感のあるシリーズでした。
(……明日か明後日に届くはずの5巻がまだ残ってはいるのですが)
↓WEB拍手です↓
アキミ
私はこのシリーズはひょっとしたら「フジミ」よりも好きでした。
ストイックなまでに自分を追い詰める立花は一皮剥けば情に篤い男でしたね。西條の足蹴にされてもめげない前向きなワンコぶりもツボでした。
5巻は女性としても色々と身につまされる内容でした。早く手に入るといいですね。メチャ面白かったですよ。
TB、よろしくお願いします。