CIEL (シエル) 03月号 [雑誌] 角川書店 2006-01-30 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ボーイズラブ・レビュー(コミック)
前編の感想はこちら。
今回の内容を一言で言うと、なんというか、嵐の前の静けさ?
後編は荒れます、きっと……。
以下ネタバレ妄想注意!
柢王が、証拠が出たら斬る!
と決意して終わった前編。
この中編では柢王は裏方に徹しています。
遊郭で遊んでいるようにも見えますが……いえいえ、情報収集ですよ。
柢王の暗い部分の顔というか、影のある顔が男前。
世の中の裏を知ってる顔です……って、あんた年いくつだよ。
人間換算でいくとたぶん明らかに私より年下なんですけど……。
早く大人になるのも考えものです。
でも今回、柢王の露出度は高くありません。
中編は桂花と空也のためにあるようなもんです。
桂花は明らかに空也を疑っているわけですが、やはり泳がせていたんでしょうね。
さて捕まったのは想定内のことなのか……。
その縛られた手から出てきた薬草袋は何ですか?
そして空也。
そーかそーか、空也は桂花が好きなんだなー。
(そんなの前編で描いてあった……けど中編はますます接近度が!)
「…髪に青い冰玉の羽が」
っておい空也よ。
「お嬢さん、髪に埃が」
つってナンパするにーちゃんと変わりませんがな。
たぶん空也が桂花を閉じこめたのは、自分が全部、責任をかぶるつもりだからなんだろうなぁ。自棄おこしたら駄目ですよーと肩を叩いてやりたいのですが、彼はもう自棄と言うより決意を固めてしまった匂いがします。
まぁ、何をするつもりかはともかくです。
老婆心ながら忠告させて頂きますと、桂花にベタ惚れの柢王相手に、
「あなたとの思い出が欲しかったと言います」
のはやめた方が良いかと。
桂花を殴って監禁した時点で黒幕の死亡は私の中で確定しているのですが、空也もただではすまなそう。キスマークの罪は重いです。
というか。
最後のコマの柢王、背後霊のように浮かび上がってますけど、そのあたりから静かな殺気が漂ってくるのは気のせいですかね?
ところでCIELの初めのカラーページ次号予告に邪道がなかったんですが、まさか1回休みとかじゃないですよね?
↓WEB拍手です↓
アキミ