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ボーイズラブ・レビュー
執事だ執事だ~!!!
と、ボーイズラブ小説なのに裏表紙に上品なおじいさん執事のイラストがあってそれだけで大満足だったりします。
やはりある程度お年を召しておられる執事さんは雰囲気満点でステキです。
今回のカップリングは下克上でございました。
執事(兼秘書)×旦那様
しかも執事は体育会系のいい男で旦那様は潔癖性。
なかなか癖のある受でした。
以下ネタバレ妄想注意!
紹介文です。
★三百六十五日、旦那さま、あなたのおそばに!!★
潔癖症で人間嫌いで毒舌家で我侭で気分屋、おまけに独りよがりで神経質。でも、眠っている分にはさながら美貌の貴公子のようであり、特別秘書兼執事候補である原田仁の主、乃木坂乙矢だ。執事と旦那様の前途多難な恋物語。
今回の受は性格極悪のうえ潔癖性。
つーかいいのは頭と顔だけという設定です。
「最初に言っておくが、私に触れたら殺す」
上司に挨拶に行って初対面でこれ言われたらちょっと引きます。
耐え抜いた攻はえらい。というか偉大です。
どんな理不尽な命令をされても黙って淡々と従い、旦那様の命が危うい時は命令に逆らっても助ける……忠犬?
どこか微妙にずれている攻ですが、それがストイックな見かけとブレンドされて良い感じに仕上がってます。
少しずつ積み上げられていく信頼と縮まって行く距離、裏で進行する会社役員の悪足掻きめいた陰謀、最後まで立ち向かう受とひっそりサポートする攻。
耐える攻は健気で可愛いし、好きな子ほどいじめたいの法則に見事に従っている受は普通に可愛いというかお子様というか。
結局最後にはコトに至るわけですが、ここが下克上の見せ所。
「旦那様の命令ならば従います。その代わり、途中でやめる自信はありません」
「め……命令だ。私を……」
私を、抱け。
うん、今回のエロシーンはかなり萌ました。
そして、旦那様との同衾を老執事に見つかって狼狽するふたり。
その羞恥心、大切にして下さいね……。
それにしても、自分の主人と直属の部下がそう言うことになっているというのに平然としていられる老執事様、さすがです、年季が違います。これぞ執事の鑑と言えるでしょう。
そしてなんというか、今回一番のツッコミどころが。
もうここで突っ込まずにどこで突っ込むよと言いますか……。
受が幼い頃のトラウマで潔癖性なのですが、そのせいで人との接触を極端に嫌っています。しかし、仁を執事として雇うにはまったく触れられないのでは困る、ということで、接触拒否症のリハビリとしてチェスなどするわけですが……直接駒に触られると汚いというので、菜箸を使わせたわけです。
菜箸でチェスをする攻男!
しかも。長考している間にうたた寝てしまった乙矢に、この攻男ときたら。
ええ、ええ。
乙矢は激怒しましたよ。
「貴様ッ、上司の鼻を菜箸で
摘んで良いと思っているのか!」
↓WEB拍手です↓
アキミ












この本、今日買って帰ってきたところです。
裏表紙の上品な老執事の姿に「まさかこいつが受けかしら〜!」と悩みつつも、大好きな榎田尤利さんなので即買いました。
私も読んだらTBさせていただきますね。