私の主なバイト先は塾です。
集団授業で小学4年生、中学生、高校生の英語以外の文系教科全般を教えております。だいたい、問題を解く時間を与える事が多いのですが、問題を解く時間にはどうしても個人差があるのである程度は遅い生徒に合わせてやらなければなりません。
そうすると、解くのが早い生徒は暇なわけです。
とりあえず、寝る、喋る、漫画、小説を読む以外は好きにさせることにしています。 大半の生徒はその場で私にその日の宿題を聞いてそれを片づけ始めるのですが、別の教科の今日の宿題をやっていなくてそれを必死でやる生徒もいます。
中学生の国語の時間のこと。
生徒が解答している間、私は机間巡視です。
例によって例のごとくさっさと解き終わる数人の生徒は、宿題に着手し始めました。 ふと気付くと、そのうちの一人が、何やら大学ノートを取り出して一生懸命なにかを書いているのです。問題集は、課題のページから動いていないので、それを解いているわけではありません。(解き終わっているかどうかは確認済み)
集団授業で小学4年生、中学生、高校生の英語以外の文系教科全般を教えております。だいたい、問題を解く時間を与える事が多いのですが、問題を解く時間にはどうしても個人差があるのである程度は遅い生徒に合わせてやらなければなりません。
そうすると、解くのが早い生徒は暇なわけです。
とりあえず、寝る、喋る、漫画、小説を読む以外は好きにさせることにしています。 大半の生徒はその場で私にその日の宿題を聞いてそれを片づけ始めるのですが、別の教科の今日の宿題をやっていなくてそれを必死でやる生徒もいます。
中学生の国語の時間のこと。
生徒が解答している間、私は机間巡視です。
例によって例のごとくさっさと解き終わる数人の生徒は、宿題に着手し始めました。 ふと気付くと、そのうちの一人が、何やら大学ノートを取り出して一生懸命なにかを書いているのです。問題集は、課題のページから動いていないので、それを解いているわけではありません。(解き終わっているかどうかは確認済み)
何書いてるのか、気になりますよね……。
だってもの凄く集中しているのですよ。
友達と手紙のやりとりをしているわけでもない、作文の宿題を出したわけでもない、じゃあいったいアナタは何を書いているの。
ということで、足音を忍ばせて気配を殺し、そ~っとその生徒の背後に回り込みます。
大学ノートに書かれた文字が見えてきました。
……。
なんか、
「」
が見えます。
台詞を囲む、あまりに見慣れた記号であります。
……。
もうちょっと近づいてみました。
まだ生徒は気付いていません。
○○は言った。
と読めました。
そして、○○のところに入っていたのは。
死神
瞬間、私の頭に浮かんだのはデスノ同人。
(※週刊少年ジャンプに連載中の死神が出てくるコミック。DEATH NOTE。
第1部は美形主人公と敵役の少年がすばらしい心理戦を繰り広げます。
腐女子はその主人公・月と敵役のLをくっつけてエロいコトをさせては喜ぶのです)
でだ。それを……書いてるのか?
塾まで来てわざわざデスノのエロ小説書いてるのか中学生!
(注:真相は闇です。というかデスノかどうかすら不明です)
それにしても末恐ろしい。
そりゃ、読むのはダメって授業の最初に言ったけど書くのはダメとは言わなかったけどね。想定範囲外ですよ。今時の子供は授業中に小説書いたりするのかと、ちょっとびっくりしました。私は読む専門だったので。
残念なことに、さらに一歩足を進めたところで気付かれてしまいました。
生徒は特に慌てることもなく苦笑いしておりました。
まぁ、あれです、後ろ向いて喋るよりはマシですし。
作文の練習とでも思えば国語の時間ですし……。
別にいっか、と特に何も言わなかったのですが。
……実際、何書いてたのか死ぬほど気になります。
つーか先生に読ませて……。
死神の単語一つで時給貰ってる授業中、脳内ピンクに染めてる場合ではないのですが、だって気になるんだもん、仕方ありませんよね。
でも、読ませてという勇気もないへたれな私でした。
だってホントにエロ小説だったら何て言って良いのか分からないしなぁ。
だってもの凄く集中しているのですよ。
友達と手紙のやりとりをしているわけでもない、作文の宿題を出したわけでもない、じゃあいったいアナタは何を書いているの。
ということで、足音を忍ばせて気配を殺し、そ~っとその生徒の背後に回り込みます。
大学ノートに書かれた文字が見えてきました。
……。
なんか、
「」
が見えます。
台詞を囲む、あまりに見慣れた記号であります。
……。
もうちょっと近づいてみました。
まだ生徒は気付いていません。
○○は言った。
と読めました。
そして、○○のところに入っていたのは。
死神
瞬間、私の頭に浮かんだのはデスノ同人。
(※週刊少年ジャンプに連載中の死神が出てくるコミック。DEATH NOTE。
第1部は美形主人公と敵役の少年がすばらしい心理戦を繰り広げます。
腐女子はその主人公・月と敵役のLをくっつけてエロいコトをさせては喜ぶのです)
でだ。それを……書いてるのか?
塾まで来てわざわざデスノのエロ小説書いてるのか中学生!
(注:真相は闇です。というかデスノかどうかすら不明です)
それにしても末恐ろしい。
そりゃ、読むのはダメって授業の最初に言ったけど書くのはダメとは言わなかったけどね。想定範囲外ですよ。今時の子供は授業中に小説書いたりするのかと、ちょっとびっくりしました。私は読む専門だったので。
残念なことに、さらに一歩足を進めたところで気付かれてしまいました。
生徒は特に慌てることもなく苦笑いしておりました。
まぁ、あれです、後ろ向いて喋るよりはマシですし。
作文の練習とでも思えば国語の時間ですし……。
別にいっか、と特に何も言わなかったのですが。
……実際、何書いてたのか死ぬほど気になります。
つーか先生に読ませて……。
死神の単語一つで時給貰ってる授業中、脳内ピンクに染めてる場合ではないのですが、だって気になるんだもん、仕方ありませんよね。
でも、読ませてという勇気もないへたれな私でした。
だってホントにエロ小説だったら何て言って良いのか分からないしなぁ。
↓WEB拍手です↓
アキミ
こんばんは☆
死神は言った>それめっちゃ気になりますー!!
何書いてたかは、究明してくださいよー!!
でも言ったってとこからは、
デスノっぽく無い感じがしますが・・。
どちらかとゆーとゴシック系の感がしました。
読むのは・・・まあ確かにあれですが。
ってかアキミ様、読む専門ですと・・??
面白いの書かれてるじゃないですかー!
早く続きが読みたいです!!
楽しみに待ってます♪