久々に(?)妹の話です。
妹がボーイズラブの世界に足を突っ込んで、すでにン年以上になります。
彼女は着実にキャリアを積んでいき、今では完全に姉より立派なボーイズラブ読みになっております。彼女から流れてくるボーイズラブ書籍の多いこと多いこと。
それでも、趣味が微妙に違うので黙っていても滅多に被らないんで、好き勝手買いあさっては時々情報交換をするわけです。
さて。
私と妹は部屋が別です。
行き来はしょっちゅうありますが、あまり相手の本棚をあさったりはしません。
あさるまでもなく比較的新しいのは机の上とか床の上にジャンルごちゃ混ぜのまま山脈を築いているからです。
「あ、ごめん、ねーさん。山崩しちゃった」
「ちゃんと積んどけよ頼むから。道がなくなる」
「飛び越えればいいじゃん」
というような会話が普通に飛び交ったりするわけです。
下手すると本の狭間の獣道のようになった隙間をぬって出入りするハメになるような部屋なので、いっかい雪崩れるとえらいことになるのです。
妹がボーイズラブの世界に足を突っ込んで、すでにン年以上になります。
彼女は着実にキャリアを積んでいき、今では完全に姉より立派なボーイズラブ読みになっております。彼女から流れてくるボーイズラブ書籍の多いこと多いこと。
それでも、趣味が微妙に違うので黙っていても滅多に被らないんで、好き勝手買いあさっては時々情報交換をするわけです。
さて。
私と妹は部屋が別です。
行き来はしょっちゅうありますが、あまり相手の本棚をあさったりはしません。
あさるまでもなく比較的新しいのは机の上とか床の上にジャンルごちゃ混ぜのまま山脈を築いているからです。
「あ、ごめん、ねーさん。山崩しちゃった」
「ちゃんと積んどけよ頼むから。道がなくなる」
「飛び越えればいいじゃん」
というような会話が普通に飛び交ったりするわけです。
下手すると本の狭間の獣道のようになった隙間をぬって出入りするハメになるような部屋なので、いっかい雪崩れるとえらいことになるのです。
どうしようもなくなると、私の場合はもう収納場所がないわけで、泣く泣く段ボールに詰め込んでおそらく読み返すことはないであろう本達を里子に出します。
圧倒的にボーイズラブ関連の本が多く旅立ってゆきます。
ただ、毎回ぎりぎりまでぐずって、日常生活に支障を来すまで動かないので、(机から雪崩れた本の山脈がベッドの上に落下して目覚めたりする)結構な量の本を段ボールに詰めることになります。
私以上に、妹は買ってます。
間違いなく買ってます。
でも、明らかに私より里子に出す回数は少ないです。
確かに、あいつの部屋は押入という収納があります。
生活空間は、確実に私の部屋の1.5倍は広く、収納も抜群。
きっとそれでなんとかなってるんだろうなー羨ましいな。
と、思ってました。
実際、収納場所ってすぐなくなります。
二人の間で本の行き来は相当激しいのですが、1ヶ月くらい経ってお互い貸し合っていた本を返しに行くと、すでにその本があった場所には別の本があって、戻ってきた本の居場所は消失とか、ざらにあります。
で、妹の収納なんですが、ヤツは盛大に押入を利用しております。
一月ほど前にそれは起こりました。
母親が上から私を呼ぶのです。
私「どしたん」
母「ちょっときて」
というので、てけてけと階段を上って妹の部屋を覗きます。
ちょうど衣替えの季節です。
私「押入がどうかしたん?」
母「冬の布団なおしたいんだけど、場所がないのよ」
軽く悪寒がします。
私「見るよ?」
母「整理したいから、分類して欲しいんだけど」
ひえぇっ!!!
勘弁して下さい母上。
そこにあったのは色々なヤツの私物+山のようなボーイズラブ。
まったくまったく。
家族の共用スペースまでボーイズラブ進出させるなよ
ある程度までは分類しました。
私に分かる範囲で、大事になおしといたほうが良さそうなのと、
そうでないのを分け、母はもっと豪快に、ゴミ、本と作業を進めます。
で、左半分の分類が終了。主に母が肉体労働をしてましたが、
とりあえず最低限の布団は詰め込めそうになったのでいったん作業は中断。
母「こっち側はどうなってるの?」
私「さ、さあ……」
なんとなく予想はついたので明後日の方に視線を泳がせてとぼけたんですが、まぁ、見ますよね……。すーっと襖を滑らせて、残り半分を。
で、襖を動かした直後。もはや手を付けられないほど、
ぎっしり詰まったボーイズ本が
疲労困憊した我々の視界を占拠
重い沈黙が流れます。
母「……」
私「……見なかったことにしよう」
母「半分は片付いたしね……」
私「そうそう、布団もなんとかなったし……」
もの凄い勢いで人外魔境と化しつつある我が家の押入でした。
圧倒的にボーイズラブ関連の本が多く旅立ってゆきます。
ただ、毎回ぎりぎりまでぐずって、日常生活に支障を来すまで動かないので、(机から雪崩れた本の山脈がベッドの上に落下して目覚めたりする)結構な量の本を段ボールに詰めることになります。
私以上に、妹は買ってます。
間違いなく買ってます。
でも、明らかに私より里子に出す回数は少ないです。
確かに、あいつの部屋は押入という収納があります。
生活空間は、確実に私の部屋の1.5倍は広く、収納も抜群。
きっとそれでなんとかなってるんだろうなー羨ましいな。
と、思ってました。
実際、収納場所ってすぐなくなります。
二人の間で本の行き来は相当激しいのですが、1ヶ月くらい経ってお互い貸し合っていた本を返しに行くと、すでにその本があった場所には別の本があって、戻ってきた本の居場所は消失とか、ざらにあります。
で、妹の収納なんですが、ヤツは盛大に押入を利用しております。
一月ほど前にそれは起こりました。
母親が上から私を呼ぶのです。
私「どしたん」
母「ちょっときて」
というので、てけてけと階段を上って妹の部屋を覗きます。
ちょうど衣替えの季節です。
私「押入がどうかしたん?」
母「冬の布団なおしたいんだけど、場所がないのよ」
軽く悪寒がします。
私「見るよ?」
母「整理したいから、分類して欲しいんだけど」
ひえぇっ!!!
勘弁して下さい母上。
そこにあったのは色々なヤツの私物+山のようなボーイズラブ。
まったくまったく。
家族の共用スペースまでボーイズラブ進出させるなよ
ある程度までは分類しました。
私に分かる範囲で、大事になおしといたほうが良さそうなのと、
そうでないのを分け、母はもっと豪快に、ゴミ、本と作業を進めます。
で、左半分の分類が終了。主に母が肉体労働をしてましたが、
とりあえず最低限の布団は詰め込めそうになったのでいったん作業は中断。
母「こっち側はどうなってるの?」
私「さ、さあ……」
なんとなく予想はついたので明後日の方に視線を泳がせてとぼけたんですが、まぁ、見ますよね……。すーっと襖を滑らせて、残り半分を。
で、襖を動かした直後。もはや手を付けられないほど、
ぎっしり詰まったボーイズ本が
疲労困憊した我々の視界を占拠
重い沈黙が流れます。
母「……」
私「……見なかったことにしよう」
母「半分は片付いたしね……」
私「そうそう、布団もなんとかなったし……」
もの凄い勢いで人外魔境と化しつつある我が家の押入でした。
↓WEB拍手です↓
アキミ
私は、500冊以上は無理!ということで(非BL含む)
かなり豪快に古本屋に売っています。
10冊買って、そのうちの1冊を手元に置いておく・・・
それくらいの割合かな、と思います。