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ボーイズラブ・レビュー
なんかもう、学園モノに分類するのが申し訳ないほど、
学校なんかほとんど出てこない最終巻でございました。
なんとも感慨深いものがあります、この最終巻。
私事ですが、これをリアルタイムで読んだ時、
私はまだ彼らと同じ学校という機関に(かろうじで)通っておりました。
どっちかというと、楽しい学園生活だったと思います。
学校はきらいだったけど、パソコン教えてくれる先生(犀川先生のイメージにそっくりの先生だった)と、本読み友だちと化しつつあった先生(どっちの先生にも授業はならってなかった)は好きだったし、一生付き合っていけるという友人達ともここで出会いました。
勉強は全然真面目にしなかったので、模試なんかも進学校の生徒にあるまじき数字(200点満点の数学が28点とかだったもんなー)をはじき出し、学内試験でも英数は赤点常連で担任に頭を抱えさせ、大学受験本番では、あわや浪人かと言わんばかりの恐ろしげなセンター結果で両親は顔面蒼白、担任は虚ろな眼で「近畿圏の国立は諦めろ、地方に行けばまだ望みはある!」とのたまい、でも結局第1志望に突っ込んで気弱な担任を卒倒させかけ、でもまぁなんとかひっかかって浪人は免れたとか。
成績に関してはろくな思い出がないですね……。
この辺でやめとこう、恥晒すだけだぞ俺。
しかしまぁ、だから、
桔梗には全巻を通して、
ものすごーく親近感を覚えたわけですよ。
この子もずいぶん成長しました。
(そして自分も成長したと信じていいですか……?)
以下ネタバレ妄想注意!
では紹介文をどうぞ。
「男同士の約束だ。危ないことはしない。」
その言葉と城堂の部屋を残して一樹が姿を消してから、
1週間が経った。
一樹の安否を気遣いながらも、
何もできないでいた桔梗のいらだちがピークに達した頃、
バカンス中のエマから一樹を見たと電話が入る。
それは変換を間近に控えてますます混沌とした英国領、
「香港」からだった……。
もう主役は一樹さんだと思っていいですね?
攫われたあげくパスポートもナシで香港に連れ出され、
ホテルのスウィートルームに軟禁。
卓也と桔梗が会いに行っても面会拒否。
で、長年の宿敵、桜庭との決着。
(桜庭は銃で撃たれて死亡)
中心になって動いてたの、
明らかに一樹さんな1冊でした。
伏線はほとんど消化され、桔梗の夢遊病の原因も分かり、
根元は始末され、物語は次ののステージへ、
と言うところで終わっています。
最後のシーンで、桔梗が卓也に、
「学校辞めてモデルやる!」
と宣言した後、俺が綺麗になったら嬉しいでしょ?
俺は美人に興味ない、じゃあどんなのがいいの、などと、
飛行機の搭乗口の前でやり合う二人に笑いました。
ホモ宣言決定の話題だというのに、卓也さん、
すでに違和感もなく桔梗ペースです。
いろんな事に一生懸命な桔梗が可愛くてもう大変です。
弟にしたいわあ(アシュレイと二人……でもきっと、
こんな弟たちがいたら家は戦争状態ですねー)
なんというか、全体的にシリアスタッチで進んだため、
これと言ってツッコミどころがないのですが、
全巻通して読み終わった後、元気になれる小説です。
自分が生徒やってた時代に読んだものですから、
共感できた部分も多くて、いっぱい読み返しました。
まだこの先に番外編が3冊あります。
でもこの1冊がひとつの区切りには違いないわけでー。
うん、良いシリーズでした。
そろそろ桔梗が去年プロデュースしたシャツが着られる季節です。
(去年、リアル世界でホントに商品化してました。
姉妹で1枚ずつ所有してる我が家。まわりにもなかなか評判良いです。
ナイトアウト関連グッズは使い良いのが多いので、色々持ってます)
ああ、ぼつぼつレビュー書いていると、
一気に読み返したくなってきました。
落ち着いたら徹夜で全作読み通しとかやってみましょうかね。
そしてここでレポートしていくのです。
誰か一緒にやりませんか~(笑)
「男同士の約束だ。危ないことはしない。」
その言葉と城堂の部屋を残して一樹が姿を消してから、
1週間が経った。
一樹の安否を気遣いながらも、
何もできないでいた桔梗のいらだちがピークに達した頃、
バカンス中のエマから一樹を見たと電話が入る。
それは変換を間近に控えてますます混沌とした英国領、
「香港」からだった……。
もう主役は一樹さんだと思っていいですね?
攫われたあげくパスポートもナシで香港に連れ出され、
ホテルのスウィートルームに軟禁。
卓也と桔梗が会いに行っても面会拒否。
で、長年の宿敵、桜庭との決着。
(桜庭は銃で撃たれて死亡)
中心になって動いてたの、
明らかに一樹さんな1冊でした。
伏線はほとんど消化され、桔梗の夢遊病の原因も分かり、
根元は始末され、物語は次ののステージへ、
と言うところで終わっています。
最後のシーンで、桔梗が卓也に、
「学校辞めてモデルやる!」
と宣言した後、俺が綺麗になったら嬉しいでしょ?
俺は美人に興味ない、じゃあどんなのがいいの、などと、
飛行機の搭乗口の前でやり合う二人に笑いました。
ホモ宣言決定の話題だというのに、卓也さん、
すでに違和感もなく桔梗ペースです。
いろんな事に一生懸命な桔梗が可愛くてもう大変です。
弟にしたいわあ(アシュレイと二人……でもきっと、
こんな弟たちがいたら家は戦争状態ですねー)
なんというか、全体的にシリアスタッチで進んだため、
これと言ってツッコミどころがないのですが、
全巻通して読み終わった後、元気になれる小説です。
自分が生徒やってた時代に読んだものですから、
共感できた部分も多くて、いっぱい読み返しました。
まだこの先に番外編が3冊あります。
でもこの1冊がひとつの区切りには違いないわけでー。
うん、良いシリーズでした。
そろそろ桔梗が去年プロデュースしたシャツが着られる季節です。
(去年、リアル世界でホントに商品化してました。
姉妹で1枚ずつ所有してる我が家。まわりにもなかなか評判良いです。
ナイトアウト関連グッズは使い良いのが多いので、色々持ってます)
ああ、ぼつぼつレビュー書いていると、
一気に読み返したくなってきました。
落ち着いたら徹夜で全作読み通しとかやってみましょうかね。
そしてここでレポートしていくのです。
誰か一緒にやりませんか~(笑)
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アキミ