メールボーイ 伊郷 ルウ 講談社 2004-07-06 売り上げランキング : 271,937 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ボーイズラブ・レビュー
妹オススメのボーイズラブ第1弾であります。
受がまだ学生なんですが、就職活動真っ最中で、
もうそのままオフィスラブ突入の雰囲気バリバリでしたので、
初めから社会人対象カテゴリに分類しました。
伊郷ルウさん、けっこうやります。
ちゃんと最後まで読ませてくれました。
ホモがいっぱいという、ボーイズラブ独特の世界観ですが、
ちゃんと求愛された受がテンパってます。
それだけで、ある程度は「こんなもんか」と思えるもんです。
なかなか堅実な話運びをする作家さんで、
危なげなく1冊こなしている感じです。
書き慣れてるんでしょう。
以下ネタバレ妄想注意!
では紹介文いきます。
大学生の高蔵貴巳(たかくらたかみ)は、
面接試験を控えた第1志望の就職先でアルバイトをすることになった。
希望部署とは関係のない庶務課で、郵便物の社内配達を任される貴巳。
庶務課の課長・柏崎は謎多きエリートながら、
いつも貴巳を食事に誘う美形の好人物だ。
一方、同じ大学の出身で先輩にあたる関口は、やり手の営業マンと評判のなか、
貴巳の面倒をよく見てくれていた。
だが、2人は女性に関心がない様子で……。
ええと、就職希望先でバイトとかできるもんなんですね。
(自分が就活真っ最中なもので、そっちに興味津々)
しかし、バイト先でお昼を奢ってくれる上司ってのは、
無条件でいい人です。
だって自腹ですよ? 経費で落ちるわけないもん。
私も過去、バイト先で上司に散々奢ってもらった経験者ですが、
まぁ確かに、学生は餌付けするのが一番手っ取り早いです。
(私の場合は、塾の夏期講習会中、一ヶ月ほとんど毎日出勤して、
一回も自分でお昼を買ったことがなかったのです。
食費計算するとすごいです。)
良い作戦です、柏崎さん。
関さんもなかなか頑張っておられますが、
明らかに負けることが分かりきってる対抗馬、という感じで、
ちょっと見ていて気の毒になってきます。
あと1人、医務室の男前も、強引に貴巳くんに迫ります。
これはまだ役どころが不明。
今後使えるキャラになるんでしょうが、今のところ存在価値が微妙です。
しかし、ノーマルな貴巳くんは、
いきなり3人の男から告白される羽目になり大変です。
俺ホモじゃないんで、どっちにも気持ちなんて返せません!
恋愛感情で男を好きになるなんてあり得ない!
というような台詞をちゃんと言ってくれます。
私にはそのあたりの場面の文字が輝いて見えました。
もしリアルでそーいうことがあったとしたら、
こんな反応になるだろうという、普通に考えてあたりまえの台詞が、
あり得ないくらい新鮮に見えるのはなぜでしょう。
これはシリーズの第1巻なんですが、
結局、とまどいっぱなしの貴巳くんが葛藤しているうちに終わってしまいます。
当然エッチシーンはなし。
キス止まりの1冊です。
でも大丈夫。
ちゃんと面白く読めますから! 安心!!
大学生の高蔵貴巳(たかくらたかみ)は、
面接試験を控えた第1志望の就職先でアルバイトをすることになった。
希望部署とは関係のない庶務課で、郵便物の社内配達を任される貴巳。
庶務課の課長・柏崎は謎多きエリートながら、
いつも貴巳を食事に誘う美形の好人物だ。
一方、同じ大学の出身で先輩にあたる関口は、やり手の営業マンと評判のなか、
貴巳の面倒をよく見てくれていた。
だが、2人は女性に関心がない様子で……。
ええと、就職希望先でバイトとかできるもんなんですね。
(自分が就活真っ最中なもので、そっちに興味津々)
しかし、バイト先でお昼を奢ってくれる上司ってのは、
無条件でいい人です。
だって自腹ですよ? 経費で落ちるわけないもん。
私も過去、バイト先で上司に散々奢ってもらった経験者ですが、
まぁ確かに、学生は餌付けするのが一番手っ取り早いです。
(私の場合は、塾の夏期講習会中、一ヶ月ほとんど毎日出勤して、
一回も自分でお昼を買ったことがなかったのです。
食費計算するとすごいです。)
良い作戦です、柏崎さん。
関さんもなかなか頑張っておられますが、
明らかに負けることが分かりきってる対抗馬、という感じで、
ちょっと見ていて気の毒になってきます。
あと1人、医務室の男前も、強引に貴巳くんに迫ります。
これはまだ役どころが不明。
今後使えるキャラになるんでしょうが、今のところ存在価値が微妙です。
しかし、ノーマルな貴巳くんは、
いきなり3人の男から告白される羽目になり大変です。
俺ホモじゃないんで、どっちにも気持ちなんて返せません!
恋愛感情で男を好きになるなんてあり得ない!
というような台詞をちゃんと言ってくれます。
私にはそのあたりの場面の文字が輝いて見えました。
もしリアルでそーいうことがあったとしたら、
こんな反応になるだろうという、普通に考えてあたりまえの台詞が、
あり得ないくらい新鮮に見えるのはなぜでしょう。
これはシリーズの第1巻なんですが、
結局、とまどいっぱなしの貴巳くんが葛藤しているうちに終わってしまいます。
当然エッチシーンはなし。
キス止まりの1冊です。
でも大丈夫。
ちゃんと面白く読めますから! 安心!!
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アキミ