幾千の夜 最終夜 (ミリオンコミック CRAFTシリーズ49)幾千の夜 最終夜 (ミリオンコミック CRAFTシリーズ49)
木下 けい子

大洋図書 2011-12-27
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ボーイズラブコミック・レビュー


2話の感想はコチラ。

オリジナルボーイズラブの祭典・Jガーデンも終わって一息ですね。
今年のJは4月1日で、前日から風がすごかったです。
寒すぎて当日は友人のストールを借りてしまいました。
あとスペースの並びがいつもとちょっと違って戸惑いました。
玄上さんとか一穂さんとか、お目当てはさくっと回れたと思います。
あとは全体的に人が少なかったような気がしました。
次回は当日か翌日にはちゃんとレポ上げたいです。

さて木下けい子さんの幾千の夜。
3冊目にして完結しました。

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。
厳しい父親のもとで育った宙には、とても大切な人がいた。隣の家に住む年上の幼なじみ、哲弥だ。どんなときもそばにいてくれた。でも、宙が成長するにつれ、ふたりの時間は変り始める。宙が哲弥を意識し始めたとき、哲弥もまた宙に抱いている欲望に気づいてしまう・・・宙は俺が守る、そう誓ったはずなのに甘くせつない恋の物語!

1巻では宙がてつを追いかけ、2巻ではてつが宙を追いかけ。
お互いに必要としていて相手が大切で大好きなはずなのに、ちょっとボタンを掛け違えてしまったせいですべてが狂って上手く回らなくなってしまい、すれ違いが続くという幼馴染みものです。

そーなんだよ、最初からほとんど相思相愛だったのに、なんでちゃんとくっつくまでに3冊分も掛かるのか! 最初のページめくったら服脱いでるBLも多い中、奥ゆかしい限りです。
物理的にも離れて暮らして一切連絡を取らなかった数年間……まあ宙がケータイ番号も変えて住所も告げずに出て行ったからなのですが、年単位で離れてても気持ちが揺るがないってすごいですよ。

そうしてお互いが社会人として働き始めた頃に、まさかの偶然の再会です。
思いの外近くにいたのに、それまで一度も会わなかった、なのに、ふっとある時に会ってしまう。BLの神様っているよねーと思います。
再会してから、ぶつかりながらも、関係の綻びを修復し、掛け違ったボタンを掛け直していきます。ちょっと巻き込まれた女の子はかわいそうでしたが……。
お互い、何とか自分の足で立てるようになったからこそ、収まるところに収まれたんだろうなと思わされます。大人になりきれない微妙な時期に恋をして、その未熟さからすれ違ったけども、最終的には分かり合えるという幸せなお話でした。

3冊かけての恋愛成就、読み応えありました。
あと流石に攻さんに2回も振られた女の子は気の毒でした……。

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