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薔薇の守護 (SHYノベルス278)薔薇の守護 (SHYノベルス278)
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ボーイズラブ・レビュー


シリーズもついに5冊目。
(順に、薔薇の刻印薔薇の血族薔薇の陰謀薔薇の奪還
物語もいよいよ佳境に入ってきました。
ケイの成長が楽しいお話ですが、なんといってもボーイズラブでファンタジーで6冊構成のシリーズってところがもうたまらんです。
長いファンタジー大好きなので!

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。
金髪の守護者レヴィンと赤髪の守護者ラウル。ふたりの大切な守護者を取り戻し、啓は薔薇騎士団の総帥となった。そんな束の間の平穏のなか、三人目の守護者であるマリオが騎士団に戻ってきた。ライバル心を隠さず、堂々と啓に好意を示すマリオに、ラウルは苛立ちを増していき、レヴィンは啓に触れなくなり、避けるように距離を置き始めた。一体どうして?レヴィンのことがわからなくなり、啓は焦燥する。どこか歯車が狂ったまま、アダムたちとの闘いに備えるが…愛情と憎悪、少しずつ見え始めた過去、いくつもの想いが複雑に絡み合うなか、啓が薔薇騎士団の誰かを殺すという予知がされて。

このお話のメインが受の攻の啓とレヴィン&ラウルの三角関係でかつ生まれながらに定められた主従という設定なのですが、ここに横槍が入ります。
攻候補が遠慮会釈なしに乱入してきました。
レヴィンやラウルと同じ「守護者」という「薔薇騎士」を守る立場にある青年です。
青年だけあってまだ青い、若い、幼い!
どうしようかと言うくらい子供っぽくて、余裕があるときは可愛いわねーと見守れるんですが、話の展開的にせっぱ詰まってきているわけで、イラッとさせられることの多いキャラでした。
何で過去形なのかというと、攻に名乗りを上げて啓に告白・先輩方に宣戦布告したのは良いのですが、本格的に修羅場に突入する前に、彼は敵と戦って他界してしまったからです……

何年かして落ち着けば良い男になりそうだったのに、先生容赦ねえ!
成長の機会を永遠に奪われたちょっと哀れなキャラでした。

そして今のところ上手くいっている三人は、レヴィンの態度がよそよそしくなって若干、揺らぎます。
レヴィンは不死者で、啓やラウルとは生きる時間が違います。
ラウルが、啓がレヴィンを選ぶなら不死者になって同じ時間を生きるべきだと言ったことが原因で、そんなことはさせられないと距離を置いてしまったのですね……。
元が人間なレヴィンの葛藤が切ないです。


戦いもいよいよ大詰めです。

啓の父の真の姿とか過去とか、最後の修行とか、敵方のボスとの決着とか、えーとこれほんとにあと1冊でおさまるの? というくらい伏線回収の課題が多いです。
広がった風呂敷が綺麗にたたまれることを期待して、最終巻待機!
別に最終巻が上下巻でもぜんぜん問題ないんですよ?

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