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BRONZE 最終章 (愛蔵版コミックス)BRONZE 最終章 (愛蔵版コミックス)
尾崎 南

集英社 2011-09-21
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ボーイズラブ・レビュー


BRONZEは終わらない発言と共に発行された14巻から5年。
この作品、ボーイズラブのご長寿シリーズですけど、もう続きは出ないのではないかと危ぶんでおりました。しかし尾崎南さんは新刊ひっさげて帰ってきました。
……なんか新刊の版サイズ、前巻から変わってますけど。

えーとあんまりこのブログに文句とか書かないんですけど、流石にこの仕打ちはあんまりだと思います。だってタイトルが最終章になって巻の数字はとれてるけど実質14巻の続きでしょう? しかも出版社変わったわけでもないでしょう? デザインだけならともかくなんで本のサイズ変えるのよ……。シリーズ完結させてからにしようよ愛蔵版とか銘打って出し直すのはさ。BLは最近、新装版がブームだけど、基本完結したやつだし、これはないんじゃないの……。このサイズで絶愛から出し直してももう買わないよ!

内容とは関係ないけどちょっと立腹してます。

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。
「俺達は もう はなれないから」 あの逃亡から晃司と拓人は──!? 衝撃の14巻ラストから時を経て新たに物語が動き出す! 広瀬幼少期を描く「外伝 華冤断章」も収録!!

いやすごいね!
鎖ジャラジャラいわした状態で逃亡したところで終わってた14巻。
この先君たちどーすんのというカオス状況でまさかの作者様のブロンズはエンドレス発言……。
諦め8割で待ってたらなんと新刊が出ました。
出し方はともかく、出たことは素直に嬉しいです。
だってこれ、下手したらジャンプ作品の打ち切りにありがちな「俺たちの冒険はこれからだ」方式といえなくもないわけで。


さて、なんかラブホに潜伏してるお二人。
この先どーすんのと思ってたら、こいつら開き直ったのかひたすらラブイチャしはじめやがった!

しかも泉がサッカーに復帰するのは絶望っぽいし、サッカーできないのに生きてる意味なんてないよみたいな流れは生きていて、えーと、まさかとは思うんだけどこのままやりまくって気が済んだらそのまま昇天する気なの……? みたいなところで終わりました。
ええ。
お話自体はほとんど進んでおりません。

最大の障壁だった南條家の広瀬は半分崩壊してるし、しっちゃかめっちゃかに話をかき回してくれたDr.緋奈はどさくさに紛れて雲隠れしそうだし、展開はますます迷走の一途を辿りそうな状況です。
それでもこう、なんかこう、理由を説明できない熱源のようなものはあって、そういうところは健在なんだなあと思わされます。これって凄いことだよね……。

なんかもうここまで来たら、立野 真琴さんがコミカライズしたヘブンズドアみたいに2人でやりたいこと全部やって、最期は思い出の場所でこの世とさよならすれば良いんじゃないかなとか思ってみたり。
いや、やりたい事って読む限りではもはや肌色いことしか無いんじゃないのかこいつらって感じですけども、終わりが見られるならなんでもいいよマジで。
完結に持っていくにはエネルギー要るのでしょうが、エンドマーク打ってこその作品だと思うわけです。
また巻末では作者ご本人のエンドレス発言に撃沈されたわけですが、できれば終わりを見せていただきたいなあと願っています。

ちなみにストーリーとしては外伝の華冤断章の方が読み応えあります。
あんなにまともで可愛くて人の上に立つために真っ直ぐ育ってた広瀬がどーしてこーなった!  ってくらい、まともな広瀬と倉内の主従関係が読めます。
広瀬が本編でここまで狂った原因が晃司にもあるわけで、いやほんとあの男罪深いよね。

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