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クリスタル・クライシス 掘攬β版】クリスタル・クライシス 掘攬β版】
牧原 朱里 緒田 涼歌

晋遊舎 2011-07-22
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ボーイズラブ・レビュー


3冊目です。(1巻2巻の感想はそれぞれリンク先)
相変わらず主人公は周りに溺愛されていますが、愛の深さと同じくらいひどい目にも遭っております。
BLの受が大変なのは王道と言えば王道なのですが、いやはや気の毒な話です。
最後は幸せになれると良いけど、ハッピーエンドが鉄則になるちょい前くらいのシリーズなので、イマイチ信じ切れない切なさよ。

おなじくコバルト文庫でサイキックアクションボーイズラブ(?)だった炎の蜃気楼のラストがアレなだけに、いろいろと思うところがあるわけです。

どっちにしても最後まで追いかけるけどね!

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。
敵が苳也の住居まで押し寄せてくるため、蓮はずっと側で苳也を守れるよう強引に同居に持ち込む。だがそれと同時に蓮は苳也への想いを恋と自覚してしまう。過酷な運命から逃れたくて死を望む苳也と、愛しているから生きてほしいと望む蓮。すれ違い噛み合わない彼らの想いと運命を、桐生は苳也との過去を思い返しながら見守っていた。そんな時、再びタオが苳也と蓮の前に現れ、苳也を庇い蓮はタオの攻撃を受けてしまう。無事意識を取り戻した蓮だったが、何故か蓮は苳也にだけ冷たい視線を向けてきて―。苳也と桐生の過去が明らかになる衝撃の3巻。

苳也が蓮を信じ始めて好きになり始めたこの時に、まさかの攻・蓮の記憶喪失ですよ!
記憶喪失というか、タイムスリップする前の人格に戻ったというかその辺ちょっと微妙なんですが、とにかくこれまで積み重ねてきた思い出が綺麗さっぱり消えてしまうのです。
敵さん、痛いところをピンポイントでついてくれます。
苳也はもうボロボロです。

よく言うじゃないですか、最後まで責任持てないなら捨て猫にエサやっちゃいけませんっていうあれ。
人間相手でも一緒なのです。
蓮の場合は不可抗力だったとはいえ、それで苳也の受けるダメージが軽減されるかというと、まったくそんなことはないのです。

しかも人格違うけど間違いなくご本人な、苳也に冷たい方の蓮も、実は苳也に惚れていたという。
まったく、主人公総受の法則を素面で踏襲しているシリーズです。
でも、肝心の蓮×苳也の肌色シーンはまだないんですよ!
今回は桐生と苳也の過去の出会い編が合間合間に挟まれているので、桐生×苳也ならちょっとある!
メインカップルが幸せになれるのはいつの日かと遠い目になってしまいますね。

お話の方は敵味方入り乱れまくっててまだ着地点がよく見えません……。
とりあえず、苳也を無事年越しさせるのが彼らメンバーの至上命題になっているのは間違いないです。
人間乗っ取って悪さする水晶玉の浄化とかだんだん二の次になってるよね!


あとどーしても気になるのが桐生の財布ね。
帰国するなりホテルのスイート住まいで、マンション持ってたり苳也がちょっと気に入ったらぽんぽん新車買っちゃうとか、いったいどこの四次元ポケットだよみたいな謎の財布を持つ男なのです。
だいたい傭兵が儲かるなんてファンタジーの世界だけでよ。
現実の傭兵(しかも他国民の契約傭兵とか!)なんて安い契約金で最前線に放り込まれて死んだらそこまでの超捨て駒ですよ。
実は家が資産家なの? と思いきやそうでもなさそうだし、マジでなぞ謎です。
まあ、本編とはほとんど関係ないんですけどね……。

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