ブログネタ
BL本レビュー に参加中!
テルペノイド (ビーボーイコミックス)テルペノイド (ビーボーイコミックス)
岡田屋 鉄蔵

リブレ出版 2011-05-10
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ボーイズラブコミック・レビュー


家族モノBLです。
フタを開けたらお父さんが2人になってました!
というパターンですが、けっこう子供が出てくるお話が好きなのでツボにはまることが多いです。

まあ、子育てに正解はありませんからね!
きっとステキなパパ2人に育てられて良い子に育ってくれるに違いありません。

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。
高橋は隣家に住むガテンのシゲに片思い中。 好きになったきっかけは甥っ子のハル。 育児放棄されたトラウマから口がきけない状態だったが、そんな彼を救ったのが温かなシゲの存在だった。 『俺の兄貴にもなって欲しい…』告ることも出来ず思いは募るばかり。 ところがセフレと車内でキスしているところをなんとシゲに見られてしまい!?

ガテンだけあってすげー良い身体してますシゲさん。
岡田屋さん、ガチムチ描かせたら天下一品ですね!

シゲが高橋の息子の子育てをちょこっと手助けしたのがきっかけで交流することになるわけですが、高橋くんはゲイで出会った瞬間一目惚れ。
シゲが、

「ハル(高橋の息子)は弟みたいなもんだから!」

というのを聞いて、

「俺の兄貴にもなってほしい」

とか思っちゃいます。
重症ですね!
というか攻長兄・受次兄・息子末っ子みたいなそんな3兄弟はいやだ。
串に刺すにしてもサイズ違いすぎてバランス悪いじゃないか!


大筋としては、惚れてるけど相手はノーマルだし……
というためらいをお互いに持っていて、両思いなのになかなかくっつけずにもどかしい思いをするという、ボーイズラブにおける王道的なストーリーとなっております。
しかしこれがまた萌えるんだなー。

子供が絡むのでシリアスな話題も結構混じってるのですが、筋肉質な高橋がなぜか女装したりと、笑えるネタも随所にあって楽しいです。
肌色描写は結構がっつり。

なかなか読み応えがあるコミックスでした。

    ↓WEB拍手です↓
   web拍手