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葛城副編集長の最後の賭け (角川ルビー文庫)葛城副編集長の最後の賭け (角川ルビー文庫)
高遠 琉加 高永 ひなこ

角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-04-28
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ボーイズラブ・レビュー


えーとタイトルに「副編集長」って書いてあるけど、作中で攻さんは恋愛に忙しくて編集らしい仕事はほとんどやってなかったよ!
タイトルがこれだからてっきりワーキング系のボーイズラブかと思って買ったんですが、実情は旧家の坊ちゃんと使用人の主従ラブでした。
なんつーフェイント。

まあ面白かったら何でも良いんですけどね!

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。
名門・葛城家の規律が煩わしくて家を離れ、東京で文芸誌の副編集長をしている葛城。そんな彼のもとに、葛城家の使用人の諒が上京してくる。不幸な生い立ちから葛城家にとらわれながらも、凛としてひたすら仕える諒の姿が好きだった葛城。一方、諒もまた葛城のことを慕っていると知り、お互いを求める気持ちが募る二人、しかし、このままでは身分の違いからお互いが離されると感じた葛城は、諒を自由にするため、人生を捧げた賭けにでるが…。

「成澤准教授の最後の恋」と世界観が共通みたいでしたが、読んでなくてもまったく問題ないです。
前作の脇役が攻を張ってると言うだけです。
しかも攻様フィルターがかかっているので美形度が3割り増しになっております。
主従モノで、順当に主×従者です。

副編集長の立派すぎるご実家で養われていてそのまま使用人として仕えていた諒のことが、昔から気になって仕方なくて、本家長男の息子が自分の物のように彼を扱うのを見てはイライラしていた葛城。
それは恋ですよ!
って誰も指摘してくれなかったので、気付くのに十年単位の時間がかかってしまいました。
けっこう世慣れていて適度に遊んでたハズなのに自分のことにはとことん疎かったんですね。

本編は子供時代から始まる回想部分が多く、現在の副編集長の出番はあんまりありません。
紆余曲折あって、最後の最後でようやく自分の気持ちを自覚して本家に反撃だぜ!
って格好良く事が運ぶのかとちょっとワクワクしていたのですが、気付いたら旧家の大旦那様に絡め取られてしまいました。
諒を本家から頂いて東京にトンズラするつもりが、諒本人に本家がセットになって付いてきたという。
ボンクラ長男の息子はポイ捨て(まさに最後の最後で跡取りの座から弾かれた)されて、まさかの末っ子の子供が跡を取ることになったのですよ……!

タイトルに副編集長ってあるのに、この先、編集でいられるかも不安な主人公ってどうなの!

実は故郷も好きな男も両方手に入れた諒が一番大物だったのかもと思わされたのでした。

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