ダーティ・ダンス (ビーボーイノベルズ)ダーティ・ダンス (ビーボーイノベルズ)
英田サキ 北上れん

リブレ出版 2011-03-18
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ボーイズラブ・レビュー


英田さんの893系BLはもう鉄板ですね!
昨日、さわりだけ読んで寝よう……
と思って読み始めたのが運のツキ。

はっと気付けば読み終わっていて、日付は余裕で変わってました。
私の理性もたいしたことないね!

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。
深弦には忘れられない男がいる。十年前に深弦を犯し、組を裏切り逃げた男の名は鼎。組長になった深弦の前に再び現れ、敵対し組を脅かす存在に…。「かつて自分を犯した男に、今度は快楽で支配される気分はどうですか?」卑怯な取引で組み伏せられた深弦に、偉そうに敬語で命令しつつもなぜか丁重に身体を扱う鼎。もう優しく穏やかだったあの頃の二人には戻れない。鼎への執着は恋でも愛でもなく、憎しみ―そう信じてきた深弦だったが…。

ツンデレですよツンデレ!
でも今回は、受がツンツンになった原因は100%攻様にあるので甘んじて受け入れていただきましょう。

いくら若くて、状況が究極せっぱ詰まってて思いあまったとしても、不意打ちで未成年を電気コードで縛り付けて裸に剥いた挙げ句、慣らしもせず無理矢理突っ込んだらあかんやろ!
そりゃ、今まで自分の面倒をかいがいしく見てくれてた兄貴みたいに慕ってた相手にそんなコトされたらツンツンもしたくなるってもんです。
しかも言い訳もなくそのまま姿を消して10年ですからね!
あんまりってもんです。

なので正しくはデレツンツンデレ、という感じでしょうか。


極道ものですけども、派手なドンパチは今回はナシ。
ベースは2人の男の痴情の縺れとなっております。

まあ攻の不器用なことよ。
もうちょっと器用に生まれてきたら良かったのにね!


受の感情が憎しみから愛情に変わっても、結局、甘々ラブラブな関係になることはないのです。
それでも結びつきは強くなって和解できたのですが……。
不器用な上に頑固な攻が相手だと何かと受の苦労が絶えません。
なんとかいびつに変形したピースをもとあった場所にねじ込んで終わった感じです。
当人達はなんとか幸せそうなので、まあそれでもいっか、という。

なんかねー、攻も本心ではべたべたに受を甘やかして囲い込んで溺愛したいのに、自分でやらかしたコトとか今の立場とかに縛られて心の赴くまま動けないんですよねー。
ほとんど自業自得なんですけどね!


ちょっとピリッとした極道同士の切ないお話でございました。
いつかもっと時間が経って、攻がデレデレになるところとか、こっそり読みたいです。

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