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薔薇と接吻 (幻冬舎ルチル文庫)薔薇と接吻 (幻冬舎ルチル文庫)
杉原 理生 高星 麻子

幻冬舎 2011-03-15
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ボーイズラブ・レビュー


友人と夜遊び自粛しておうちでおとなしく読書してます。
あーもう、こんな予定入ってるときに風邪引くとかもうなんという……インフルじゃなかっただけましですけども。

さて、我らが楽天ブックス様が発売後半月ほどしてから届けてくれたルチル祭りを絶賛読書中です。震災の影響で遅れてるのかと思ったらシステムの切りかえでトラブりまくってるみたいでしょんぼりです。
しばらく新刊はAmazonで注文することに(←配送速度は100%回復してる)。
1週間くらいなら待つけど流石に半月はちょっと。


杉原さんの新刊です。
ヴァンパイアものです。
相変わらず良い雰囲気を出す作家さんだなー。

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。
「きみは俺をいつか忘れる」そう言って、子供の頃から一緒に暮らしていた櫂が律也の前から姿を消した。しかしその時櫂は、二十歳になるまで自分のことを覚えていたら迎えに来る―という約束も残していった。そして五年後。約束の日を待つ十九歳の律也の前に現れたのは、律也のことを忘れてしまい『夜の種族』に変化した櫂だった…。

先祖返りのせいで、人間として生まれたのに人生の途中でヴァンパイアに変化してしまった攻と、ずっとその攻が好きだった受が初志貫徹して最後は結ばれてハッピーエンドというドストレートな王道BL展開です。
初恋が実るってのは良いもんですよね!

攻が物理的に圧倒的な力を持っている場合、結構な確率で最初に強引に奪って、気持ちは後から付いてくるから最初無理矢理でも結果オーライ! というパターンが多いのです。
異種間恋愛と、あとアラブものとか特にね!

しかし。
今回の攻は人間だったときも人間じゃなくなってからも、人間の攻様より遙かに理性的で我慢強くて約束に忠実でした。
とにかく、ヴァンパイアになってしまった自分と関わってもろくなことないと思っているので、いなくなったらさっさと忘れて欲しかったのです。
でも律也は忘れなかったのですねー。
忘れるように術を掛けられても、記憶を小説にしたりと努力を続けてずっと覚えていた。
彼はもうずっと、人間だろうがヴァンパイアだろうが櫂が好きだったのです。

かくて、好きな気持ちを押し殺して必死で距離をとろうとする健気なヴァンパイアを人間で受の律也が追いかけるという、なかなかにレアな構図ができあがりました。


なかなか見られるモンじゃないですよー。

食べてくれって懇願する据え膳を前に、
理性を総動員して耐える攻とか!


二十歳になって、まだ律也が櫂の事を覚えてたら、身も心も……という契約なので、二十歳になるより先に手を出すことはできないのです。
ちなみに破ったら塵になって消えるそうです。
人魚姫より酷いですね!←彼女はまだ泡なので塵より綺麗……。

とにかく、1冊かけて我慢させられる攻が健気です。
自分は手を出せないのに周りの連中は好き勝手に良い匂いのする律也に群がってくるわけですから、それらを蹴散らしつつ我慢しつつ……の生殺し状態です。
ほんとお疲れさまでしたとしか言いようがない。

しかも律也の叔父さんは実はオオカミ族で、その叔父さんまで律也に迫りますからね!
つか、オオカミ族が、

「君の能力が必要なんだ、だから我ら一族から好きな相手を選んで伴侶にしてくれ給え!」


といって律也の前にイケメンで身体も逞しいオスばっかり連れてきて並べたときにはもうね!

腹抱えて転がりました。
君たちの一族にはメスがいないのか……。
オスしか生まれないのか……。
人間がいないと繁殖できないって事なのか……。
ボーイズラブって罪深い!

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