若と番犬 (花音コミックス)若と番犬 (花音コミックス)
DUO BRAND.

芳文社 2010-10-28
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ボーイズラブコミック・レビュー


DUO BRAND.さんて初めて読んだけどボーイズラブ業界ではそこそこ古参な作家さんだった……。
しかも同人もやっておられる!
なんで今まで触ってなかったんだろ。
こんなに好みな絵柄&ストーリーなのに!

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。


「決して逆らったらあかんよ」 極道の下っ端・武臣(たけおみ)は離れで男に襲われていた青年を救った。それは組長の息子・雀矢(じゃくや)だった。 その美しすぎる容姿に惑わされ狙う人間が絶えないため、雀矢は奥座敷でひとり暮らす生活を組長に強いられていた。 その日から雀矢の世話係を命じられた武臣。 ―――ところが、突然組長が亡くなったことで雀矢は組長として立つことが決まり…!? 表題作ほか、恋愛ご法度の遊郭物語、ストイックな男たちの恋愛ゲームなど大幅加筆修正&描き下ろし極道ラブ読みきり傑作選!


短編苦手な私が全部楽しく読めたという奇跡的なコミックスです。
BL一般を問わず1冊にいくつかお話が入ってると、なかなか入り込めないのになあ。
最近、短編も楽しく読めるのが増えてきて嬉しい限りです。

ちょっと絵柄とか雰囲気が全体的にファンタジー寄りの作風です。
この本には極道系・花街系・現代ものが混じってます。

全体的に受さんの性格がおとなしめなので、遊郭のお話とかはガッツリはまって読めました。
健気で一途な受の忍耐に萌える! 愁嘆場も遊郭モノならどっぷり浸れるこの不思議。
全体的に受の属性が健気な方向に傾いてるので、男らしい受さんとはちょっと出会えない感じでしょうか。


個人的には記憶喪失のまま別れて、いつの間にか遊郭に身を沈めていた幼馴染みともう一度恋に落ちる「かみなり」が一番好き。
記憶を取り戻して欲しいと願って頑張る攻と、今記憶を取り戻したらこの人を愛しいと思っている今の自分が消えてしまうんじゃないか、でも過去を取り戻せば愛して貰える、彼もそれを望んでいる――と葛藤する受にたまらなく萌えるのです。

まあ結局、攻が開き直って「昔も今もこの先もどんなおまえだって愛してるぜ!」って男前に宣言して問題解決だったんですけどね!


そんなわけでDUO BRAND.さんのコミックス収集を開始しました。

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