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ボーイズラブ・レビュー
昨日の大雪とはうってかわって、良い感じの暖かい日になりました。
が、朝起きたら昨夜の雪がえらいことになってた上、通勤に使う道路が雪の影響で通行止めになってたりで、必殺・有給を発動。
田舎の細い車通りの少ない道は朝凍るんだよ……。
さて、美人の年上受っていいですよねー。
基本的に年上攻が好みですが、逆もまた乙なものです。
年々、好みに節操が無くなってきている気がしないでもないですが、まあ良い傾向ですよね……器が広がったと解釈すれば素晴らしい美点です。
以下ネタバレ妄想注意！
紹介文です。
天見悠月は法医学研究室の新米院生。指導にあたるのは『地下室の姫』の異名を持つ美貌の法医学者・姫谷景。鮮やかなメス捌きで常に冷静に仕事をこなす反面、生活能力に欠けどこか浮世離れしている景を、教授の石上や心臓外科医の阿部は何かと気に掛けている様子だった。やがて天見も景に対して尊敬の念だけではない特別な気持ちを抱くようになり!?―。
医者は医者でもメインは法医学……お仕事は遺体の解剖で、通常の医者とは職務が異なります。
その法医学研究室に、とっても美人な「地下室の姫」がおりまして。
あ、もちろん男ですけどね？
とにかく自分のことに疎い。
興味がない。
髪は跳ねてるし、ボタンを掛け違えても頓着しない。
当然、恋愛にも免疫がなく、一生恋何かしないと結婚を間近に控えた女の子の前で口走っちゃうよーな男です。
ちっとは空気読めよ姫。
そんな男が自分も気付かないうちに男に恋しちゃうんですよ。
楽しいですねー。
あいつの家だと安物のソファでも何故か熟睡できた。
あいつの家で一緒に食べたカルビが何故かとても美味しかった。
きてますねえ姫！
そうですよ、恋なんか、しようと思ってするもんじゃないんですよ。
あなたの可愛い攻くんがいみじくも言ったでしょう。
隕石が激突みたいなときもあれば、道端のガムみたいに知らないうちに靴の裏にへばりついて、気付いたらとれなくなっていた、みたいなときもあるけど、どっちにしても避けるのは不可能なんですよ。
まあ、自分が恋した相手を表現するに事欠いて、
「彼は、ぼくがようやく踏んだ、道端のガムなんです！」
はないと思いますけどね……。
彼のナイトを自認して陰に日向に守り続けてきんた研究室の教授と、学生時代からの付き合いでずっと彼の恋人の座を狙ってた阿部はちょっと可哀想だったかな。
目の前で、自分たちより付き合いもキャリアも浅い若造に、まんまと姫を攫われちゃいましたからね。
彼らの牽制とか、取り交わす喧嘩言葉は中学生レベルなのに、餌として使われるのが助教授の椅子だったり留学の切符だったりと豪華なブツなもんで、ギャップが楽しいです。
きっと阿部君もそのうち、道端のガムを踏んづけるられるから、それまでひとりで頑張ってね。
↓WEB拍手です↓
アキミ
私が住んでいる東京の端っこも夜にはいきなり積もり出して、昨日の帰りと今日の朝はエライ目に遭いましたm(__)m。
さて、私もこの話好きです。購入したときは、完全なるジャケ買いだったんですが(^^;)このかなりボケた年上の受が、読んでいるうちにだんだん可愛くなってきてしまって。
もともと年上受は好きなほうですが、良いものを読ませていただいたと思いました。
教授と阿部くんの会話は、なかなか面白かったですよね。彼らにもぜひ幸せになってもらいたいものです。