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ボーイズラブコミック・レビュー
蔵書整理、もう残りはこの週末に一気に片づけよう……。
毎日毎日、読書欲と戦いながら収納作業するのは心に悪いわ。
さて、学園ものです。
１４歳。
中学生です。
切ないピュアラブです。
もちろんボーイズラブです。
自分が１４歳の時こんな繊細な恋したかなーと振り返ってむなしくなったので止めました。真剣に恋するBLの受に３次元が太刀打ちできるわけがない。
正直に告白するとあの当時は剣心に恋してた。
キモくてサーセン。
今でも剣心は私の嫁。
以下ネタバレ妄想注意！
紹介文です。
14才──オトナとコドモの危うい境界線を歩く相沢は、教師の橘に恋をした。打算も妥協も無い、ただ、欲望でいっぱいで純潔な恋を。読むときっと、ピュアな“あの頃”が戻って来る──。やまがたさとみが贈る、センチメンタル・ラブストーリー。
身体はまだ未成熟だけど完全に子供というわけではなくて、思春期まっただ中で不安定な部分もあるという、一瞬で消えるくらい微妙な揺らぎの年齢期。
１４歳の少年が教師に恋をしました。
なんという真っ直ぐさ。
授業中に好きだよ目線を発射しまくって先生当人にも気付かせちゃう。
作文褒めてもらって、また書いたら見てやるよって言われて、
なんとひとりエッチのポエムとか提出しちゃう！
これは、あれだ。
たとえこのままずっと上手くいってつきあいが続いても途中でダメになっても、どっちにしても人生の黒歴史に刻まれる蛮行ですよ。
数年後に思い出して、頭抱えてのたうち回ると良いのです。
先生も理性との戦いです。
そんで割と負けてます。
でも、完敗はしません。
ちゃんと恋人でありながら、教師としての立場も忘れないこの先生の立ち位置も好き。
欲望に溺れすぎず、真面目にガチガチになりすぎず。
危ういところで成り立っている関係性になんか壮絶な色気を感じます。
ただの切ないピュアラブじゃないですよ！
静かに萌え滾る作品です。
↓WEB拍手です↓
アキミ
