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ボーイズラブコミック・レビュー
今日は社長と打ち合わせで疲れました、主に精神面が。
そんなこんなで疲れたところに癒し系ほのぼのボーイズラブとか届いていたものですから、HPがグンと回復。
素敵なおとぎ話です。
ちなみに表紙だけ見たらジャンル不明（のはず）です。
少女漫画かな？ という感じです。
……だというのに我が弟は表紙を一瞥してオビを読んで、
「BLやな……」
と呟きよりました。
弟はそろそろこっちの世界に足を踏み入れても良いんじゃないかと思う今日この頃です。
以下ネタバレ妄想注意！
紹介文です。
天使と人が織りなす、とてもロマンティックなおとぎ話――
「――気持ちが込められた絵には魂が宿る」
ユリウスとマリオンは壁に描かれた天使。
壁から抜けだし、夜ごとの散策を楽しんでいたが、そこで一人の男と出会う…。
切なく愛しく紡がれてゆく、珠玉のラブストーリー!
気持ちのこもった絵は夜に絵から抜け出して実体化することができる、という素敵なファンタジーです。
でもシンデレラと同じで、夜明けまでに絵のある場所に戻らないと消えてしまいます。
壁画として描かれた天使のユリウスとマリオウン。
彼らも実体化できる絵になりました。
制作過程からすでに絵から抜け出せた彼らは夜の町を飛びます。
そしてユリウスは偶然、自分を描いているロレンスに出会います。
ロレンスは自分の描いている天使とは知らず、彼を見ながら壁画の天使の着色を進め、着色が進むたびに細部が鮮やかになっていく天使を見て感心したり感動したり。
ある種、無意識究極のナルシストとも言えなくもない……。
でもお察しの通り、ロレンスは自分が描いた絵の天使に惚れ、ユリウスも自分の生みの親を好きになります。
夜が明けたら消える、そのことを知らずにロレンスを追いかけたユリウス。
結局消えたのは翼だけで、人間として３次元の住人になったユリウスは、両思いになったロレンスと幸せになりました。
もう片方のマリオンも、１人になってから町で出会った青年に文字を教えてもらい、手紙を書く事を覚え、交流を深めていくうちに好きになって、壁から抜け出してしまいます。
壁画の天使は２人揃って人間に恋して両思いになって、３次元でいつまでも幸せに……というこの流れ。
ああ、ほんわかする！
なんかこう、とても素敵なおとぎ話を読んだような気分になります。
愛の確認もキスまでしか描写されてないので、一般人が読んでもきっと大丈夫！ だと思います。
私はどっちかっつーと３次元→２次元の方向に次元移行したいかな……と現実逃避を始めかけたのは内緒です。
↓WEB拍手です↓
アキミ
