ハニーデイズ (幻冬舎ルチル文庫)ハニーデイズ (幻冬舎ルチル文庫)
杉原 理生 青石 ももこ

幻冬舎 2010-10-15
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ボーイズラブ・レビュー


今日は上司(男性)に衝撃の告白を受けました。

「実はなあ、前回の修羅場進行の時に茅田砂胡っていう作家にはまってな、知ってる? いやー、3日ほど寝てなかってん、今やから言うけど」

……。
夜中まで仕事→帰宅してデル戦漬けを3日繰り返したという……。
まあそうなるよね、分かる。分かるけど大人としての理性とかっ!
もちろん私も人のことなぞ言えた義理ではないですが。

読書してたら空が明るくとかよくある話ですよね!


さて、このお話。
ほんわか表紙の印象を裏切らないほわほわまったりの、ほっこりストーリーでした。

この雰囲気、好きです。
なんか安心するんですよねー。
癒される。

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。
国巳は、自宅の離れに下宿している12歳年上の諒一郎のことが大好き。しかし、小学生のときに、兄のように慕っていた諒一郎の同性の恋人とのキスシーンを見て、自分の「好き」が恋愛感情だと気づいてしまう。国巳は自分の気持ちを諒一郎に告げるが、弟としかみてもらえない。それでも諦められず、高校生になってもずっとずっと好きでいるが―。

年下の受がずーーーっと片思い。
しかも、攻はそのここを知っているのです。
なぜなら一度告白されて断っているから。

酷いですよねー、好きだけど、それは恋愛対象としての好きじゃないとか言われたら凹むよ……。
ましてずっと届かない追いつきたいと思ってきた兄のような相手だったら。
この受の何がすごいって、2回もアタックして玉砕してるのに諦めないところですよ。
すごい根性。

学生時代から実家に下宿していた「先生」は、弟としてしか見てくれない、しかも同年代の男の恋人が過去にいて、もう別れているけどちらほら出没して、俺はまだあいつが好きだよとか挑発されるのです。

男3人の微妙な三角関係。
よく切りぬけたよ、キミは頑張った。

正直、このお話で先生こと攻は口説き落とされる一方で基本、受け身。
攻のくせになんか草食系なのです。
押されまくってついに理性のたがが外れました、と言う流れなので、間違いなく可愛い顔した年下の受は隠れ肉食です。

お話全体の雰囲気はほのぼのなんですよ!
狩りとかそんな話では決してないのです。
頑張ってアタックしててもがつがつした感じがしないのは、大事に育てられた子供の性格でしょうか。

微笑ましいなあ、そして両親との修羅場とかまで書かれてなくて良かった……と思いつつ、ほかほかと読了できたのでした。


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