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ボーイズラブ・レビュー
本日は1日家にいましたが、わんこを洗ったりあれこれしていました。
なかなか丸っと1日読書とはいきません。
わんこと戯れるのも楽しいので特に問題はないですが。
休みの日は家で読書が一番です。
さて今日は空色スピカ、流星シロップに続く超正当派男子寮モノボーイズラブです。
カップリングも年代も全然違いますし、それぞれ独立したお話がオムニバス形式でシリーズになっている感じなので、これ1冊でも問題なく読めます。
前作も読み返そうと思ったのに、堆積された本の山から発掘できませんでした。
本の整理、途中で止まってる……。
以下ネタバレ妄想注意!
紹介文です。
会長には美形を―清泉学院生徒会の独特な任命法。女子を行事に呼ぶための、男子校ならではの手段だが、弾正には関係のないことだった。だが、有名人でフェロモン番長と名高い男・堂本が、生徒会に入る条件として「弾正を会長に」と言ったことから事態は急変。憤り堂本に詰め寄る弾正だが、逆に彼から告白されてしまう。答えは保留のまま、会長になり共に仕事をするうちに、見た目に反して純粋で懐いてくる堂本が、なくてはならない存在になっていることに気づいて…。
生徒会副会長×会長です。
このカップリングだけでなんだかときめきを感じます。
とにかく王道を突っ走ることを至上命題に掲げているとしか思えない正当派っぷり。
いっそ清々しいですな!
美形が選ばれる生徒会とか、生徒会役員同士がくっつくとか、古今東西BL業界で使い古されまくったこの組み合わせが何と新鮮で初々しく写ることよ。
王道には王道たる所以があるのだわねと納得させてくれるお話です。
今回は副会長攻とちょっとだけ下克上ですが、お互い同級生ですしあまりそっち方面の雰囲気はなかったです。
フェロモン垂れ流しの健全ゴールデンレトリバー攻なので、ご主人様にじゃれかかる構図が一番しっくり来たという。
やっぱ大型犬は良いわ!
前作では伝説扱いされている会長副会長ですが、こんなに等身大で良いのというくらい、普通のカップルでした。
メインのストーリーの他に前作カップルのちょっとお色気な短編も2つ載っていて、なかなかお得感のある1冊でした。
相変わらず小椋ムクさんのイラストも素敵にマッチしていて、長く続けばいいなーこのシリーズ、と思いながら毎回読ませていただいております。
↓WEB拍手です↓
アキミ
でもシトロンは短編があって、今回の会長らの話が少ない気がしてちょっと寂しかったです。(ノ_;)
今のところシロップが1番好きなので、短編は凄く嬉しいんですけどね。
シトロンの会長がもっとデレるのを見たかったな〜なんて思ってしまいました・・w
この話は生徒会長とかばっかりなんですかね〜♪
それも良いんですが、シトロンの寮監に良い攻が出来てほしいですv
それと「さて今日は流星シロップ、流星シロップに続く」
って上記でなってますよ・・w(コッソリ)