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片瀬 わか

幻冬舎コミックス 2010-05-24
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ボーイズラブコミック・レビュー


この数日、雨は降るわ蒸し暑いわ蚊はブンブン飛び回るわの三重苦です。
梅雨の時期って本当に鬱陶しい!
でも雨も降らないと困るので、難しいところです。
なんか部屋の本が湿気を含んで傷みそうでいやーなところもあったり。

ここのところ、嬉しいことに立て続けボーイズラブのコミックスの方に当たりが続いてます。楽しい。

コミックスは、ほのぼのシリアスか強烈に萌エ口のどっちかを気に入る傾向にあるようです。この作品はほのぼのシリアスでした。

以下ネタバレ妄想注意!



紹介文です。
平穏な生活を望む三津は大学進学を機に、個性豊かな住人たちが集うアパートで、一人暮らしをスタートさせた。 しかしアパートの歓迎会の翌日、酔って記憶をなくした三津が目覚めた場所は、なぜか隣人の小説家・円谷の部屋。その上、臀部に激痛アリという、やたら意味深な状況で…!?


まあとりあえず、朝、男が見覚えのない部屋で目覚めて、自分の隣にも男が寝ていて、残念なことに己のケツが痛いという状況に置かれた時、果たして世の中の男は自分の貞操を奪われたか!?と思うモノなのか。
男だったことがない私にはよく分からんのですが、やっぱりやっべーと思うモンでしょうか。

このお話の三津くん(受)は本気で酔っぱらったどさくさで掘られたと思いこんで真っ青になっとりました。
尻餅ついて強打したとかは思わんのだね!
と、とっさに突っ込めなかった私はりっぱなBL脳だと思います。

そんなこんなで、初っぱなから浅からぬ縁になってしまった円谷との距離は結構近い。つかず離れず同じ屋根の下で下宿しながら、攻の部屋を片づけたりそこで勉強したり……ゆるやかに日常を過ごすうちにゆっくり天秤が傾いていく……という雰囲気のお話。

攻が強引でなく、引っ込み思案すぎるわけでもなく、受と持ちつ持たれつの絶妙なバランス感覚がすごく良い。
攻が上の方にいてひたすら愛される受も好きですが、お互い人間として等身大な設定は読んでて安心するし癒されます。
あと私も部屋片づけてくれる受さんが欲しいです。


脇のキャラたちもしっかり自己主張してる、でも邪魔じゃなくて個人個人になんとなーく奥行きが感じられます。


三津くんは、優等生過ぎて自分を抑圧しすぎる子で、見ていてちょっと痛々しいところがあるのですが、そこがほぐれていくところがちゃんと描かれています。 大人の階段上ってる!!という感じ。
とても楽しく読めた幸せな1冊でした。

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