騎士は永遠の愛を誓う騎士は永遠の愛を誓う
秋山みち花

フランス書院 2010-02-10
売り上げランキング : 276259

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ボーイズラブ・レビュー


感想での更新が03月28日以来って、いったいここは何のブログなんだとちょっと自己突っ込み。
なんか色々あり過ぎてゆっくり自室のPCに向かえない日々が続いていたもので。……だってまさかこの忙しい時期に突然、一人が病気で退職とか! 軽く途方に暮れて布団の中でちょっと泣きました。

さて、久々の更新はべったべたのボーイズラブ・ファンタジーです。
いっそ清々しいほどのど真ん中具合に敬意を表したいと思います。


以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。

あなたに殺されるなら本望だ 気位の高いエリアス王太子は、ある時、反逆の濡れ衣を着せられ、塔に幽閉されてしまう。エリアスを陥れたのは――側仕えの騎士、アードルフだった。幼い頃、エリアスに拾われたアードルフは、命を賭けても彼を守ると忠誠を誓ったはずなのに…。鎖につながれたエリアスを待っていたのは、悦楽という名の辱めだった。「ずいぶん長い間、俺はあなたに狂っていたんですよ」仄暗い欲望をぶつけてくるアードルフの裏切りに、エリアスは――? 豪華・袋とじは、特製ピンナップ&書き下ろし短編小説入り!


記憶喪失の少年を拾って従者にして――というところから始まって、立派な騎士になった攻はずっと自分を守ってくれると信じていたのに裏切られて弟の従者になり、果ては汚名を着せられて逮捕投獄陵辱の三連コンボ。

恨み骨髄かと思いきや、いつの間にかいやよいやよも~の流れで、裏切ったかに見せかけて実は叛逆の真犯人をあぶり出すための芝居でしたで大団円。


しかし、芝居というか芝居中にもかかわらず理性をはじき飛ばして、本来仕えて守るべき主をゴー●ンしちゃう従者ってのはいかがなものか。
忠誠心より優先される恋心とはげに恐ろしいものなのです。

で、事が片づいたらあっさりすべて許しちゃう王太子受。

いいのか、それで国の規範が守れるのか!?
閉じこめられている塔から夜な夜な、王太子のあえぎ声が外に漏れ聞こえてて、相手が攻騎士だってみんな知ってるのに、そこは不問なんか!

規律乱れまくり

でも本人同士が納得してればOK!
……これぞBLファンタジーの醍醐味なんです。
受が銀色長髪の強気美人さんだったので、個人的にはそれだけですべて許せる気分です。
でも国王として世継ぎを残す努力とか、この受さんはしなさそうな気がするなー。あっさり弟の血筋に継承権が移りそうなんで、反勢力の皆さんは黙って棚ぼたを待つのが省エネで良いかと思われます。


しかし、投獄されてる王太子に無体を働こうとして摘み出された俗物公爵は捕まって処分待ちなのに、実際に無体を働いてあれこれした騎士攻が何事もなく王太子に可愛がられているのを見ると、ちょっとだけ公爵が哀れに思えてきます。

ちなみに袋とじは、王太子が即位した後の騎士攻とのラブラブいちゃいちゃ短編でした。イラストはフルカラーの肌色二つ折り。とりあえず和みますが外では開かない方が良いかもしれません。

    ↓WEB拍手です↓
   web拍手