愛は罪深き夜の幻 (幻冬舎ルチル文庫)愛は罪深き夜の幻 (幻冬舎ルチル文庫)
高岡 ミズミ

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ボーイズラブ・レビュー


ええと、入社以降、毎回毎回ヤバイだのキツイだのと上司や先輩が涙目でわめきながら、仕事をばっさばっさとなぎ倒していく背中を見て育ちましたが、こんなに早く背中を見せる側になるとは思っておりませんでした。
そんで昨日、働きはじめた年からの自分の日報をぼんやり眺めていたら、入社初年度よりスケジュールが半月以上押しているという知らなくても良い事実を発見してしまいました。
いやー、きっと何とかなるんだろうけど、それにしてもデンジャラス。
今日も課内の編集チームの半数は休日出勤しているハズ。
みんな頑張れー……私は明日から頑張る!
今日は楽しくボーイズラブ読んで色々チャージして家でまったりお仕事しますんで、笑って許して。

さて、本日のテーマは老いらくの恋。
老いっつー程ではない気もしますが、雰囲気そんな感じだったので。
なんと、息子の同級生に恋しちゃったおじさんが登場いたします。
和装の似合う作家さんです、渋い!


以下ネタバレ妄想注意!

紹介文です。

編集者・間宮由成の元に届いた一枚の葉書は、高校時代の同級生・嘉島慶吾からのものだった。胸によみがえるのは淡い憧れと、彼の家庭を壊してしまったという罪の意識。十年の歳月を経てもなお切なさに心揺れる由成の前に、当の嘉島が現れて囁く―「間宮は、俺には逆らわないだろ?」―あえなく囚われ、激しい愉悦に堕ちてゆく由成だが…。


そもそも、古本屋で自分の本を買ってくれた高校生に話しかけるなんて、何てアグレッシブなんだおじさん!
しかもそこからどんどん仲良しになっていって、その彼に影響されるみたいに再び小説を書き始め、何を書いてるかはまだ内緒、とかいうんですが……。
そりゃ内緒にもするよな!


なんとこの元作家先生は、自分の息子と同い年の少年のイニシャルを使って妄想爆発ホモエ口監禁調教小説をお書き遊ばしていたのです。

もちろん、攻はご自身です。
だって一人称は私だから!

しかもその小説を妻に見られて、リアルでは道ばたでそのモデルになったと思われる高校生の少年を抱きしめてるところを見られ、(それだけが原因ではないにしろ)家庭崩壊。


そしてそれから年月は流れ……知らないうちに憧れのおじさま作家相手に受にされていた少年の前に、そのおじさまの息子が現れます。
で、その息子に、

この小説では3日間、閉じこめられてめくるめく快感を与えられて立派な受になってるんだ、俺がそれを再現してやるぜ!

というノリで軟禁されて押し倒されます。
その流れってアリですか!?
と見守るなか、お話は進行していきます。 受に恋する会社の後輩が出てきたり、一瞬泥沼!? という展開になったりもするわけですが、まぁなんとかお話は穏便かつ無難な方向に収束。

おじさま息子は、昔父が恋した同級生の男とめでたく結ばれます。


まったくどうして、おじさま、もの凄いキューピット役をしてくれたものです。 そんな……何も人生丸ごと使ってネタ仕込まんでも!

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