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ボーイズラブコミック・レビュー


そろそろ本格的に忙しくならないとまずいのにまだ忙しくできずにやきもきしています。しかも週末は下手したら日帰りで東京だ……この1日で進めるはずの仕事はいったいどーすれば?
……ということで、地味に前倒すべくコツコツお持ち帰り。

そんな時期に出ました、いやー、卒業式シーズンを目前にしての発刊。
憎いね!
相変わらず、いろんな郷愁を誘われるお話でした。

同級生を復習しようと思ったら、埋まりすぎてて発掘できませんでした。
おっかしいなー。
タワーに立てたと思ってたんだけどなー。
ボーイズラブ増えすぎだな……ずいぶん整理したと思いましたがまだまだだったようです。読みたい時に読みたい本がないというのはけっこうストレスです。

以下ネタバレ妄想注意!



紹介文です。
大学受験を間近に控えた佐条は、予備校帰りに草壁とのデートの時間を重ねていた。そんなある日、佐条の母が入院することになる。病院への往復、家事、そして受験に追われ、心身ともに疲れきっていた佐条は「今、お前に会いたい」と、だれもいない自宅に草壁を呼んだ…。
ほか、ハラセンの青春時代を描いた番外編『げに大人というものは』同時収録。 収録作品:「冬のはじまり」「げに大人というものは」「手ぶくろをかいに」「Fitting」(描きおろし)「気になるあの子」「気になる先生」「雨に宿る」「泣きそうなとき」

佐条の受験まであと数日。学校の帰り道、将来について草壁は「養子縁組とかすんでしょ」と浮かれて話すが、世間はそんなに甘くないと猛反発する佐条。仲直りする間もなく受験会場のある京都まで向かうと…。
ゆれる青春時代の思い出を綴った人気シリーズ遂に完結!
「落ちない涙」「お好みに焼く」「卵を焼く」「モチを焼く」「鉄板で焼く」「京都にて」「卒業」「After School」(描きおろし)


高3です。
受験生です。
まったく関係ないですが、紙の中の彼らとウチの愚弟が同い年だという事実がどーっしても信じられません。まあそれは遙か昔、高校生だった自分の周りを思い返してみてもそうなんですが。
等身大の高校生のようで、やっぱり紙の中の彼らはちょっと遠い存在なのでした。

それにしてもなんと甘酸っぱくて切ないんでしょう。
素直に人を好きになって、それをストレートに表現できるというのは素敵なことだなーと思わされます。
多感でややこしいお年頃、この恋は絶対一生続くと信じて疑いもしない(ように見える)草壁が眩しい。いいなー、臆面もなく結婚しようって言えて!

入院していて手術を目前に控えた佐条の母が、息子が男の恋人の存在を告白したのを、大きく取り乱したりせず受け入れてたのにはちょっとびっくりしましたが。告白されてそのまま相手を連れてこいって言って、やってきた息子の彼氏に普通に話しかけるとか! 色々突っ込みたいのを我慢してるのかそれともナチュラルに受け入れちゃったのか。
それで良いのかかーちゃん!!
私は良い、つか大歓迎だけど。

あと、佐条に片思いしてる音楽のひげ先生が個人的にはお気に入りです。
あんなにいい男なのにもったいないよ佐条!
と、読みながら何回か思いました。

なんて豪華な当て馬なんだ、草壁よ、しっかり捕まえとかないと横からさらわれますよ!


卒業した瞬間から、同級生だった時代は過去形になるわけですが、最後の「同級生だった季節」に繋がる一連の流れはいつの時代からの回想なんかなーと想像したらちょっと切なかったです。
もう戻りたいとは思わないけど、毎日毎日、約束もせずに必ず友人に会えたあの時代は、時々無性に懐かしくなったりします。
きっと彼らも、高校生の時の恋とか一緒に過ごした思い出を、一生忘れないんだろうなー。
眩しい時代を鮮やかに描き出してくれた、素敵な作品でした。
大好きです。

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