籠蝶は花を恋う (DARIA BUNKO)籠蝶は花を恋う (DARIA BUNKO)

フロンティアワークス 2008-09-13
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ボーイズラブ・レビュー


明日はインテックスですねー。
私は今日の晩から友人宅に泊まっての参加です。
都市部に住んでいるといろんなところへのアクセスが楽でうらやましい限りです。夜はちょっとうるさいですが。

今日は勢いに任せて一般書籍のドナドナデイにしました。
いくつかのシリーズを、涙をのんで里子に出します。
だってもうホントに場所がない……。
とりあえず、床の山脈は消失。
少なくとも友人が寝返りを打って本が雪崩れることはなくなりました。
本棚も少しばかり余裕ができました。
あとはボーイズラブを専門の買い取りのところに出せば、ちょっとはキャパが増えるはず。


まぁ所詮、焼け石に水、なんですけども。


さて本作は最近ちょっと落ち着いてきた花街モノです。
ど真ん中の王道を突き進むメロドラマです。
王道がなぜ王道なのかを見せつけてくれるお話となっております。

以下ネタバレ妄想注意!

紹介文です。

遊郭で生まれ育った詩央は無体な男に買われそうになった時、鼎と名乗る男に助けられた。「三ヶ月後、迎えにくる」という鼎の言葉を信じ、待ちわびる詩央の前に彼はついに現れなかった。実父の月舘子爵に引き取られたものの、劣等感と孤独に苛まれる日々を送る詩央は誕生パーティーで、鼎と4年ぶりに再会する。だが、詩央の出自を秘密にする代償にと、鼎は身体を要求してきて…。


男なのに花街で身体を売られそうになっていた受。
しかもその相手がどーしようもなくイケてない男だったので、受は涙目で女将さんにあいつだけは嫌だと言い、たまたまそこに居合わせた客の男に助けられます。
なんていい人なんだ。

代議士からお楽しみを取り上げるのにどれだけのものを払ったのかは書いてませんでしたが、いやー、金があるって良いことですね!

でも3ヶ月経ったら迎えに来てくれるはずが、それまでに受は実は華族の落とし種であったことが発覚して、これまた金にものを言わされれ強制身請けされてしまいます。
身請けを待ちわびる女たちをさしおいて強制身請けとか、なんたる贅沢。
でも本人は貴族として生きるよりは自分を助けてくれた男に会いたかったので全然嬉しくないわけです。


そして受のお披露目パーティーの席で念願の男に偶然再会。
でも攻さんは、自分が身請けできなかったって事は誰かに身請けされてさんざんかわいがられて、華族の養子に収まったんだな、くそー、俺が可愛がるはずだったのに許せんっ!

と、早とちりと言うには気の毒な勘違い嫉妬に身を焦がし、花街にいたことを黙っていることと引き替えに、受の身体を要求。
なぜかなかなかとけない誤解と、受の世話役の前の恋とかがあれこれからんできて、話はちょっとこじれます。


もうね。
なんで身体にものを言わせる前に落ち着いて冷静にお話し合いをしないのあなた達は!
以心伝心できてないし!
というかコミュニケーションは人間関係の基本でしょ!!

きーっ!!
と思わされること数度。
俺に抱かれるのがそんなに嫌かとか言う前にいろいろと問いただすべき事があるだろ!?

……黄門様の印籠が45分頃登場するように、最後の方では全部が判明してめでたしめでたしとなりますが。
恋愛に話し合いは大切だよね……と思わせてくれる作品でした。

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