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ボーイズラブコミック・レビュー
曇ってて寒く、たまに雨というなんとも微妙にいやーな天気ですが、ほとんど外に出なかったんであんまり関係はありません。
PC前と本の前を行ったり来たりの1日でした。
外からのアクションを気にせずやりたいことが出来るというのは素晴らしいです。
そして今日読んだうちの1冊がコレ。
このお話は、序章ですよー、ホントにはじめですよ~、まだまだ続きますからねー! という感じの1冊でした。
まさに序章、正しく導入編、という感じです。
ほんのさわりだけなのに、結構面白く読めてしまうあたりさすがだなーと思わざるをえません。
以下ネタバレ妄想注意!
紹介文です。
桜井が出会ったのは、無愛想な大学生・蓉一。下宿をやっている蓉一の家を訪れるようになった桜井は次第に蓉一に惹かれ…!?
広告代理店勤務の親父に片足突っ込みかけた、ちょっとくたびれた青年が、ひょうなところから知り合いになった、無愛想で口を開けばイライラさせられるという大学生に惹かれていく、と言うお話です。
いやもうまさに、1冊目はそれだけなんですよ。
駅で偶然、ペットボトルの水を引っかけられて、後始末のために大学生に家まで連れて行かれ、あれこれがちょっとずつ重なってたまにその家に行くようになり、仕事の撮影でもその家を使い……。
で、何度も顔を合わせていくうちに、あれ、何かコイツ気になるぞ?
と思うわけです。
喋るたびになんかイラッとさせられ、でも笑った顔が見たいと思う……。
お兄さん、人はそれを恋と呼ぶのですよっ!
蓉一の何とも言えない口調と無愛想さと、彼が描く抽象画と、彼が気にしている広告代理店の桜井。彼がなかなか笑わないと心配し、彼がちょっと外に興味を示し始めたことを喜ぶ彼の父の友人。 色々ピースが転がっています。
蓉一の家は下宿をやっているんですが、まだ身内が一人住んでるだけ。
そこにもう一人、蓉一の同級生もやってきそうになって、なんか蓉一の家のごたごたとかもちらほら見えたり。
色んなところに風呂敷を広げてますし、まだ畳んだままの風呂敷もあるからこの先も宜しくね! と言わんばかりの1冊。
それほど間を空けずに次巻を~と後書きにありましたが、私は最近とても思うのですが、先方の「短い発行間隔」と、私の「すぐに次の巻が読める」の間には、どうにも埋めがたい深くて長い溝があるような気がしてなりません。
なるべくなら今年中には2巻が読みたいなと思うのでした。
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アキミ