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ボーイズラブ・レビュー


光の螺旋シリーズ4弾。
そして前作、ruin-傷の補完編です。
前のお話は読んだ方が良いと思いますが、第1弾第2弾は、世界観が同じなだけで話自体は基本的に独立しているので、未読でもまったく問題ないと思います。
共通してるのは、受が作中でとても可哀想な目に遭いまくるという点です。
ボーイズラブにおけるヒロイン的存在であることが多い受ですが、ここまで受が非道いことになる作品はそうないんじゃないでしょうか。

とくに本作の前のお話は、受が廃人寸前のまま終了というとんでもないことになってました。続きが出てホッとしました。

以下ネタバレ妄想注意!

紹介文です。
親友への報われない恋の辛さ、そして政敵から受けた手酷い暴行により、心身ともに深い傷を負ったカレスは、隻眼の公爵ガルドランに連れられて、森の都ルドワイヤにやってくる。公爵の深い愛情に包まれたカレスは、傷の癒えとともに、自らの中に確かに存在するガルドランへの想いを自覚していた。彼の立場を慮り、想いを告げることをためらうカレスだったが、ガルドランに結婚の話が持ち上がっていることを知らされ…。『光の螺旋』シリーズ第四弾。

ラブラブ介護ボーイズラブというジャンルができあがりそうでした。
とにかく、生活レベルは赤子並、言葉も記憶も無くしてボロボロのカレスを、ガルドランはそれはもう献身的に面倒を見ます。
公爵ですよ。
人の世話どころか、下手したら(しなくても)自分の世話すら他人に丸投げできる身分だというのに、そんなことにはお構いなしでカレスに掛かりっきりです。
……たまに、我慢できずに子ども同然の精神年齢にしか回復してないカレスに、ちびっとムラッときてあれこれしちゃうこともありましたが、それでもなかなかの自制心と言えるでしょう。

とにかく全編通じて、カレス復活&恋愛成就編と言う感じでした。
前作の痛々しさがあるだけに、じっくり1冊かけて救済編やっても過ぎることはないでしょう。……ちょっとときどきもどかしかったけども。

それでも確実にカレスは元気になっていったし、自分から好きだというようになるし、大した成長ぶりでした。
しっかり、最後はラブラブハッピーになってくれて満足です。


ただ、なんとなく悪役な役回りになってしまってたガルドランの母親が可哀想でした。
そりゃ、息子の子どもの顔は見たいよね……。
息子が連れてきた男の恋人に辛く当たっちゃう母に、けっこう同情。
この先、色々と折り合いを付けていけたら良いですね、と、しみじみ思ったのでした。
がんばれかーちゃん!

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