ブログネタ
ボーイズラブ・レビュー に参加中!
富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部  スキャンダル富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部 スキャンダル

角川書店 2009-07-01
売り上げランキング : 869

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ボーイズラブ・レビュー


ひっさびさにフジミの新刊が出ました。
第7部の文字に、今更ながらちょっと呆然。
7巻じゃないんですよ。
7部ですよ。
1冊読み切りか、続いても数冊程度のシリーズが圧倒的なボーイズラブにおいて、この長い年月、ある程度コンスタントに発刊して巻数を重ねた作品って、そんなに多くないんじゃないかと思います。
統計とったわけではないですが。

そして、帯には最終章の文字が。
ようやくラストが見えてきたのかと思うと、ほっとするようなちょっと寂しいような気分になります。

以下ネタバレ妄想注意!

紹介文です。
ブリリアント・オケでの好演から、悠季にソリストとしての公演依頼が舞い込む。教師業と演奏活動との間で悠季は揺れ動くが、相談に赴いた恩師・福山先生の思いがけない一言で、新たな挑戦に背中を押されることになる。一方SMEとの確執から、嫌がらせのようなスキャンダル騒ぎに巻き込まれた圭。自分も一緒に闘う!と悠季は意気込むが、それは圭との関係を周囲に明らかにするという、覚悟を試される決断で―!?大人気シリーズ、波乱の第7部いよいよスタート。

間が開きすぎて、前の話をいまいち思い出せなかったのですが、もうつきあいも長いキャラとお話なので裏表紙のあらすじで何となく輪郭だけつかんでさくさく読んでしまいました。
このシリーズ、個人的には途中からずいぶん中弛んでしまってフェードアウトしそうな状態だったのですが、ここのところまた楽しくなってきています。
もうこのカップルは肌色シーンとかあんまりいらんな……と枯れたことを考えてしまう今日この頃。
だってひたすら、音楽のお話が楽しいのですよ。
基本、悠季の成長物語なんですが、天才ではない彼が一歩ずつ前進していくところが好きです。
圭みたいな派手さはないんですが、努力って大事だよねーと思わせてくれるというか。

地元の素人オケのソリストだった悠季が、いつの間にかどんどん育って大きな舞台に立つようになって、プロのソリストとしてやっていける道が見えてきたところなんです。
本人はさんざん尻込みをするも、圭や福山師匠がバンバン背中を押し倒しまくって前進する悠季。


で、本人が公演依頼や海外のコンクールだのとテンパっているうちに、圭は音楽とは直接関係ない企業との喧嘩でスキャンダルをばらまかれていました。
このシリーズでは何度かあった彼らの恋人関係を今後どうするか――つまりカミングアウトするかどうか、という、いささか使い古された感のあるネタですが、今回は規模が大きいです。
これまでは、ばらすと言っても学校内にとか、身内にとかそういうレベルでしたが、今回は海外も含めた音楽業界全般に対してのことなのです。

フィナーレを飾る(ハズ)の大事件なので、さぞ派手にぶちあげて盛り上げてくれることでしょう。


悠季は、福山師匠が過去に2位入選したコンクールで、世界のトップクラスの音楽家たちとどう戦うのか、圭との関係をばらして二人で戦った後はどんなことになるのか。

次巻がとても楽しみです。

    ↓WEB拍手です↓
   web拍手