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トリアージ―金の瞳の異邦人 トリアージ―金の瞳の異邦人
春原 いずみ

フロンティアワークス 2009-05-13
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ボーイズラブ・レビュー


医者モノです。
この作者さんのメディカル・ボーイズラブは安心して読めます。
加えて私は医療関係のお話が大好物。

作家買い&ジャンル買いのダブルコンボだったのでした。
(ちなみに、この作者さんの作品の中では「逢えるかもしれない」から始まる整形外科医×内科医のシリ-ズが一番好きです)

以下ネタバレ妄想注意!

紹介文です。
悪友の外科医・黒木に誘われ、救命救急治療ではトップクラスと名高い北斗総合病院に招かれた、精神科医兼心理カウンセラーの嶌幸倫は、欧米人のような容貌の繊細な美貌を持つ青年・齋川修里と出会う。驚異的な救命率を維持する凄腕の救命救急医である修里の『阿修羅王』と呼ばれるほどの激しさとは裏腹に、現場を離れたとたん怯えた子猫のようになる姿を知った嶌は―。

腕の良い精神科医と、毎日が戦場な救命救急センターで働く元心臓外科医のカップリングです。
受の外科医は、3国混じりの外見100%ヨーロッパ系というド派手な容姿。
なにしろ天然金髪の超美形です。
仕事以外では口を聞かないと評判の、職場間コミュニケーションを頭から無視している、ちょっと人格が三つに分かれちゃってる困ったさんですが、そこが精神科医の攻にはたまらんかったようです。
休みなく365日、ほとんど病院に泊まり込んで働くワーカホリックを、せっせと口説きにかかります。

とにかく、この金髪美形受はポンポン人格が入れ替わるのでややこしい。
人格が変わってる間の記憶も途切れないのがせめてもの救いですが、ちょっと目が回りそうです。
しかし、攻はそうは思いません。
この男、間違いなく「一粒で三度おいしい」とか思いながら嬉々として料理にかかってました。
相手は激しく選り好むくせに、気に入った相手の性別はどうでもいいという、我が侭なフリーダムさを発揮してお気に入りの金髪美人を口説くのです。

なんだかどさくさに紛れて恋愛が進行していったような気がしないでもないですが、お話が終わる頃には受さんがだいぶ人間らしくなってきていて良かったです。


医療関係の描写が毎度のことながらけっこう生々しいというかシビアなんですが、そこがまた楽しいわけです。
ホント、救急指定の病院は大変だと思うけど、ここを見習ってキャパが及ぶ限りは急患を取ってもらいたいものです。ロクな噂のない救急指定病院の話を思い出して、ちょっとしんみりしたりもしたのでした。

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