石黒和臣氏の愛情あふれる調教 石黒和臣氏の愛情あふれる調教
吉田 珠姫

白泉社 2009-01-20
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ボーイズラブ・レビュー


週末の沖縄遠征が祟って仕事がえらいことになってます。
ちょっと笑えません。
そのうち写真整理してクジラの写真でも載せようかしらと現実逃避しつつ、溜まった仕事をせっせと片付けております。

で、家を空けている最中にやってきたボーイズラブを読んでちょっと一息つけた感じです。いや、なんつーか、相変わらずぶっ飛んでファンタジックなお話なんですけど。

もうゲテモノだなんだといいながらシリーズ8冊目ですよ。
8冊もよーやるな!

これ、別のシリーズの番外として世に出てきたんですが、本編よりこっちのが力入ってんじゃなかろうかと最近ちょっと疑ってます。

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。 経済界と裏社会で絶大な力を持つジョベール一族の長となった石黒和臣。名実ともに一族のトップとなるべく、仕事や交際に忙殺されていたが、裏仕事である『犬の飼育販売』の件を少々見直さなければならない、と考える。愛犬千聖にも、長の犬としての自覚を持たせなければいけない。あらためて調教をし直そうと…。シリーズ第8弾。

裏社会と経済界を牛耳る一族の後継者は、人間の男を裸に剥いて調教することを心から楽しむ鬼畜蘊蓄な、自称支配階級のヘンタイ男でした。
なんかまとめるととんでもない悪人みたいに聞こえますが、実際やってることって……やっぱり悪党かも。

なんにしろ犬なのです。
わんこなのです。
いい歳した男が四つん這いになって裸でご主人様の足元に侍ってたりするのです。
しかも、1巻からそうなんですが、心から「わんこな僕って幸せ!」と信じてるんです。

なんか、オイオイありえねーだろそれは。
人権はどこ行った、つか、人間の成人男性が素っ裸で四つ足歩行する姿はきっとシュールすぎるとか、いろいろ思ってたんですけど。
まぁ、8冊目というコトで内容的にも落ち着いてきたっていうのも、たぶんあるんでしょうけど。


人間わんこに違和感を感じなくなってる己に気付いた8冊目


自分の将来がちょっと心配になってきました。

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